ポップ・エトセトラ、飛躍を遂げるニュー・アルバム
2010年にリリースした『ビッグ・エコー』が、Pitchforkをはじめ名立たる音楽メディアで高得点を叩き出し、日本でもSNOOZER誌の2010年度年間ベストアルバム第1位に選出。さらにサマーソニック2011では初来日公演を果たし、同タイミングで行ったディアハンターとのカップリング公演も大盛況のうちに終了するなど、日本国内でも高い人気を持つザ・モーニング・ベンダーズ。
そんな彼らが、2012年3月になんと突如バンド名の改名を発表。その名は“POP ETC(ポップ・エトセトラ)”。心機一転、ポップ・エトセトラとしてリリースする新作は、バンド名改名同様に、サウンド・スタイルもがらりと一変。前作のロックを軸に置いたスタイルとは打って変わり、シンセやエレクトロを多様したスタイルになっており、彼らの根底にあるポップなメロディが前面に打ち出された至極のポップ・アルバムとなっている。「僕らは決して安全で楽な所に落ち着いたりはしないって約束してきた―安易な所に落ち着くと、つまらないものを作るようになるからね。」とメンバーのクリスが言うように、彼らは常に変化し続け、前進している。ポップ・エトセトラとなったのも、そんな前進の1歩といえるのだろう。
カテゴリ : ニューリリース | タグ : UK/US INDIE
掲載: 2012年06月20日 09:43