コンクール総なめの若手実力派No.1ギタリスト、朴葵姫の新作、登場
歌が聴こえるギター、紡がれる天使のトレモロ
コンクール総なめの若手実力派No.1ギタリストが描く、スペインの情熱と郷愁
「スペインの旅」朴 葵姫(パク・キュヒ)
26歳にして数々の国際コンクールを総なめにしている本格派!
日本のクラシック・ギター界にとって久しぶりの新星の登場!
朴葵姫(パク・キュヒ)の魅力は、その華奢な手と可愛らしい容姿からは想像できない、卓越した技術と力強さ、そして美しく滑らかなトレモロ奏法です。
彼女のテクニックは日本ギター界の第一人者、福田進一氏も絶賛。ギター特有の難しさによる途切れやすい音やフレーズを「本来の歌に近いところ」で奏でることを意識し、ギターそのものの魅力だけではなく、その曲の持つ”歌”を伝えていきます。
朴は韓国と日本で育ち、英・独語もままならぬまま単身でウィーンへ留学。
その後も欧州圏でのコンサートや旅などで渡り歩き朴自身が感じたことが、演奏にも活かされています。それはその国・土地の持つ独特の魅力、人や空気・風習が、頭の中のイメージだけでない、実際に体感したことから生み出される音楽が、自分の言葉で語るように説得力を持ち、彩り豊かな表現で聴く者を魅了します。
そして今回のアルバムは、名曲揃いのオール・スペイン・プログラム。スペインでの演奏会や、ひとり旅した際に想い感じたスペインの深い熱さと郷愁。情熱だけでない人や町のつくりや優しさ。渡り歩いてきた朴だから表現できるスペインの音楽。小さな指から爪弾かれるギターは、時に優しく、時に荒ぶるように、多彩なスペインの色を奏でます。
【収録曲】
マヌエル・デ・ファリャ
粉屋の踊り(バレエ音楽「三角帽子」より)
きつね火の歌(バレエ音楽「恋は魔術師」より)
漁夫の物語 (バレエ音楽「恋は魔術師」より)
フランシスコ・タレガ
ラグリマ(涙)
アラビア奇想曲
グラン・ホタ
アルハンブラの思い出
前奏曲 10番~11番
イサーク・アルベニス(組曲「スペイン」より)
アストゥリアス(伝説曲)
カタルーニャ奇想曲
ミゲル・リョベート (13のカタロニア民謡より)
アメリアの遺言
盗賊の歌
聖母の御子
クリスマスの夜
フェデリコ・モレノ・トローバ
ソナチネ
I.Allegretto II.Andante III.Allegro
15曲 全17トラック 約50分 /録音:2012年4月4~6日 淡路島しづかホール
【使用楽器】
Daniel FRIEDRICH(2009)
100人待ちのギター製作者ダニエル・フリードリッシュによる楽器。認められた奏者のために作ってもらうなか、学生で授与されたのは朴葵姫が初で、ギター界では話題に。
【コンサートスケジュール】
6月28日 ソロ@ハンガリーInternational GUITAR Festival Balatonfüred – Hungary)
7月1日 ソロ@焼津市文化会館
7月10日 ソロ@兵庫県芸小ホール
7月20日 ソロ(イベント)@青山CAY
7月21日~23日 ソロ・講師(GGサマースクール)@栃木県那須round
8月1日 デュオ(松田弦)@王子ホール
8月11日 ソロ◎八ヶ岳高原ロッジ
・・・・・・・・・・・・・・CD発売・・・・・・・・・・・・・
9月9日 オケ(広島交響楽団)◎広島市文化交流会館
9月15日 ソロ◎宗次ホール(名古屋)
9月18日 ソロ◎鵠沼サロン(藤沢)
9月28日 オケ(兵庫県芸術センター管弦楽団)@兵庫県立芸術文化センター
9月29日 オケ(〃)@和田山ジュピターホール(兵庫)
10月2日 ソロ◎幸田町民会館(愛知)
10月4日 ソロ◎フィリアホール(横浜)
10月6日 ソロ◎HAKUJU HALL
10月 カーネギーホール リサイタル
2013年
2月24日 ソロ◎千葉県南総文化ホール
3月3日 ソロ◎三鷹市芸術文化センター
※2012年7月、情報
【プロフィール】
1985年韓国仁川生まれ。3歳の時、横浜にてギターを始め、幼少の頃から数々のギター・コンクールで入賞。2004年東京音楽大学に入学、05年同年小沢征爾指揮によるオペラ公演に参加。
06年9月よりオーストリア・ウィーン国立音楽大学に留学中。これまでに、荘村清志、福田進一、アルヴァロ・ピエッリの各氏に師事。
05年韓国ギター音楽コンクール優勝、07年ドイツ・ハインツベルグ国際ギター・コンクール第1位及び聴衆賞を受賞。以降08年ドイツ・コブレンツ国際ギター・コンクール第2位(1位該当者なし)、ベルギー“ギターの春 2008"コンクール第1位(コンクール史上アジア人そして女性として初めて)、リヒテンシュタイン国際ギター・コンクール第1位、09年イタリア・アレッサンドリア国際ギター・コンクール第2位及び特別賞(ヤングアーティスト賞)、スペイン・ルイス・ミラン 国際ギター・コンクール第1位など、主要ギター・コンクールでの優勝・受賞が続く。
09年ハクジュホールのギター・フェスティバルに参加し、その瑞々しい感性に満ちた演奏は高く評価された。
10年「Sueno スエーニョ~夢」(フォンテック)でCDデビュー、異例のヒットとなる。11年武蔵野市民文化会館でのリサイタルは、NHKにより収録され、「クラシック倶楽部」(BSプレミアム)及びFMで放送された。
12年セカンドアルバム「Sonata Noir」(フォンテック)をリリース、レコード芸術特選盤となる。ギター界の次代を担う新星として注目と期待を集めている。」(以上、メーカー・インフォより)