トニーニョ・オルタのソロ・デビュー作(1979年)がタワレコ限定復刻
1948年にブラジル・ミナスジェライス州ベロ・オリゾンテで生まれたトニーニョは、作曲家だった叔父からギターを習いはじめ、その後ボサノヴァやジャズのスタイルを取り入れた高い演奏技術を身に付けてゆきました。1969年にクルービ・ダ・エスキーナに参加してプロ・デビュー、その後もジョイスやマリア・ベターニアなどと共演しその名が広く知られるようになりました。さらにアメリカのジャズ界との交流も深く、ハービー・ハンコックやウェイン・ショーターと活動を行ったほか、あのパット・メセニーもトニーニョからの強い影響を公言するなどで、ワールドワイドな知名度を誇るようになり、世界の幅広いファン層から高い支持を獲得するまでになりました。
そんな彼の記念すべきソロ・デビュー作が『テーラ・ドス・パッサロス』。ミナス音楽をベースにしつつ、スキャットやヴォーカル(作詞はロナルド・バストス)を交えたそれは、その後のトニーニョの音楽スタイルの雛形といえます。さらにウルグアイのキーボーディスト、ウーゴ・ファットルーソが印象的なサウンドを加え、アルバムに素晴らしいアクセントを与えてくれました。まさにミナス・サウンドの原点がここにあり!ブラジル音楽ファンからジャズ/フュージョン・ファンまで、幅広く聞いてほしい永遠のベーシック・アイテム!
■輸入盤:国内流通仕様(日本語解説付き帯が付属)
【収録曲】
1. Ceu de Brasilia (Toninho Horta - Fernando Brant)
2. Diana (Toninho Horta - Fernando Brant)
3. Dona Olimpia (Toninho Horta - Ronaldo Bastos)
4. Viver de amor (Toninho Horta - Ronaldo Bastos)
5. Pedra da lua (Cacaso - Toninho Horta)
6. Serenade (Toninho Horta - Ronaldo Bastos)
7. Aquelas coisas todas (Sanguessuga) (Toninho Horta)
8. Falso ingles (Wonder woman) (Toninho Horta - Fernando Brant)
9. Terra dos passaros (Toninho Horta)
10. Beijo partido (Toninho Horta)
11. No carnaval (Jota - Caetano Veloso)