スリップノットのコリィ・テイラー率いるストーン・サワー新作
「ピンク・フロイドとアリス・イン・チェインズが混ざり合い、そこにヘヴィなブラストまで含まれている、と言えばいいのかな。とてつもなくヘヴィな曲もあるしツェッペリンみたいにブルージーな曲もある。インダストリアル的なものも入ってるし、確実にみんなを驚かせる作品になるね」 ───コリィ・テイラー
スリップノットのフロントマン、という形容詞はもう彼には必要ないだろう。今や現シーンを代表するカリスマ・フロントマンとなったコリィ・テイラー率いるストーン・サワーによる最新作がいよいよ完成!
ダイナミックなロック・サウンドとアグレッシヴなヘヴィネス、そして心を打つメロディ・ライン…。その圧倒的存在感を放ちながら聴く者の心をとらえて離さない、コリィのそのボーカル・ワークと、スリップノットでも彼とタッグを組むジェイムズ・ルートと、ヤング・ギター誌でも奏法コラムを担当していた名手ジョシュ・ランドによる流麗なギター・ワーク、そしてグルーヴ感溢れるドラミングでバンドの骨格を形作るロイ・マイヨルガのドラム…、史上最強のラインナップから放たれる楽曲は、他のメロディ・オリエンテッドなロック・バンドとは一線を画するほどの存在感を持つ音像にあふれている。
今作は「ハウス・オブ・ゴールド・アンド・ボーンズ」という2部作からなる物語の前編となる作品。後編は2013年に発売を予定しているのだが、アルバム2枚に渡る壮大な物語がどのような全貌となるのか、ストーン・サワーの放つ新しい「楽曲」への期待だけではなく、この「物語」に対する期待も非常に大きいものとなっている。ちなみにこの物語は、コリィが語るところによると「人生の分岐点にさしかかり、これからの進み方を考えているある男の物語」との事。
今作より、バンドのベーシストであったショーン・エコノマキがバンドを脱退、この最新作では、なんとあのスキッド・ロウのレイチェル・ボランがベースを弾いている。が、レイチェルは現状アルバムへの参加のみとなっている。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2012年08月04日 18:00