超豪華キャスト強力盤!ゲルギエフによる「ワルキューレ」リリース
超豪華キャスト強力盤!カウフマン、ステンメ、パーペ、カンペ!
ゲルギエフの「ワルキューレ」
バイロイトでは不可能なワーグナーのスター揃い踏み
強力なワーグナーの新録音が登場します。マリインスキー劇場のワーグナーの「ワルキューレ」、ゲルギエフが指揮というだけでも話題十分なのですが、加えて歌手がとんでもなく豪華、今この役を歌わせたら一番という人ばかり。
ジークムントは、ヘルデンテノールの王子とも言える人気絶頂のヨナス・カウフマン。ジークムントは、ローエングリーンと並んで彼の当たり役です。
ジークリンデは若手のワーグナー・ソプラノで最も注目されているアニャ・カンペ。2007年3月に新国立劇場での「さまよえるオランダ人」でゼンタを歌って大絶賛を浴びました。彼女は2013年、生誕200年記念のバイロイト音楽祭でこのジークリンデを歌う予定です。
ブリュンヒルデは、現代最高のワーグナー・ソプラノ、ニーナ・ステンメ(シュテンメ)。「ワルキューレ」のブリュンヒルデは、スカラ座の2010 / 2011年シーズン・オープニングでバレンボイムの指揮で歌い、空前の大成功を収めています。
さらにヴォータンは、近年この役に乗り出して大きな成功を収めているルネ・パーペ。
フリッカは、モスクワ生まれの若いメッゾながら、スカラ座やメトロポリタン歌劇場で大活躍しているエカテリーナ・グバノヴァ。
これだけのオール・スター・キャストはバイロイトでは実現できそうにありませんし、METやウィーン、ロイヤルオペラですら近年ここまでの揃い踏みはありません。
ゲルギエフは、持ち味であるイナミックな表現力と知性的なコントロールのバランスを取って、彼らしい充実のワーグナーを聞かせてくれます。
マリインスキーの劇場ではなくコンサートホールでの優秀録音をSACD hybridで発売。
なおこのプロジェクトは「ニーベルングの指環」全作の録音へと向かう予定で、生誕200年の2013年を挟み、2014年に完結する予定です。
【曲目】
ワーグナー: 「ワルキューレ」
【演奏】
ヨナス・カウフマン (T ジークムント)
アーニャ・カンペ (S ジークリンデ)
ニーナ・ステンメ (S ブリュンヒルデ)
ルネ・パーペ (Bs ヴォータン)
エカテリーナ・グバノヴァ (Ms フリッカ)
ミハイル・ペトレンコ (Bs フンディング)
ジャンナ・ドンブロフスカヤ (S ゲルヒルデ)
イリーナ・ヴァシリエヴァ (S オルトリンデ)
ナタリヤ・エフタフィエヴァ (Ms ワルトラウテ)
リュドミラ・カヌンニコヴァ (Ms シュヴェルトライテ)
タチヤナ・クラフツォヴァ (S ヘルムヴィーゲ)
エカテリーナ・セルゲーエヴァ (Ms ジークルーネ)
アンナ・キクナーゼ (Ms グリムゲルデ)
エレーナ・ヴィートマン (Ms ロスヴァイゼ)
ワレリー・ゲルギエフ (指揮) マリインスキー劇場管弦楽団
【録音】
2012年6月6-14日、サンクトペテルブルグ