ブラッド・オブ・ザ・サン、王道アメリカン・ハードが躍動する新作
トラディショナルな70 年代クラシック・ハード・ロック、ヴィンテージ・サウンドをスタイルを聴かせてくれるアメリカン・バンド、 ブラッド・オブ・ザ・サンの通算4 枚目のアルバム。
02年、ドラマーのヘンリー・ヴァスケズ(セイント・ヴァイタス、アーチー・バンカー) とキーボーディスト、デイヴ・グライダー(ストーム・アット・サンライズ)によって結成されたブラッド・オブ・ザ・サン。初期ラインナップにはマーク・ザマロン(vo)、ミグエル・ヴェリズ(b)、ジェイ・ベンフィールド(g)、リッチ・クリストファー(g) の6人が集結、ファースト・アルバム『Blood Of The Sun』を04年にリリース。
07年にはセカンド・アルバム『n Blood We Rock』を発売、2人のギターには新たにリチャード・ハーレーとタイ・トンプキンズを迎え、ヘンリー・ヴァスケズはヴォーカルを担当した。08年にはサード・アルバム『Death Ride』を発表。ヴォーカルにはテッド・ニュージェント、MSGでの活動で知られる実力派、デレク・セント・ホルムズをヴォーカルに据え話題となる。ギタリストにはエリック・シュミッド、マイク・ドティーを迎え、新たな編成を試みる。アメリカン・サーキットに加え、07年からは3年連続でヨーロッパをくまなくツアーで廻り、その認知度を徐々に高めてきている。
そしてこれまでの活動、ツアーでの経験を活かした4年振りとなる最新作『Burning On The Wings Of Desire』を完成させた。ここではさらなる人事異動が行われており、ヴォーカルにはポイント・ブランクのジョン・オダニエルが、ギターには同じくポイント・ブランクからラスティ・バーンズが参画。もう一人のギターにはストーン・アックス、モス・ジェネレーターのトニー・リードが新たに参加、彼はベースも担当している。
ゲストにはドゥーム・メタル・バンド、セイント・ヴァイタスのシンガー、スコット・ワインリッチが参加しているのも話題だ。そして再録された日本用ボーナス・トラックのヴォーカルにはデレク・セント・ホルムズが起用されている。
【Line-up】
◆Henry Vasquez (ds)
‒ SAINT VITUS, ARCHIE BUNKER
◆Dave Gryder (key)
‒ STORM AT SUNRISE
◆John O’ Daniel (vo)
‒ POINT BLANK
◆Rusty Burns (g)
‒ POINT BLANK
◆Tony Reed (b & g)
- STONE AXE, MOS GENERATOR
<guest>
◆Scott “Wing” Weinrich (g & vo)
on “Good And Evil” from SAINT VITUS
◆Derek St. Holms (vo)
on T-10 & 11 from T.NUGENT, MSG
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2013年05月10日 09:54