バーニー・セネンスキー・トリオの傑作など3作品が紙ジャケSHM-CD復刻
Canadian Jazz in 1975 -P.M. Records Re-issue
1970年代の自由な空気を詰め込んだ、カナダが誇るインディ・ジャズ・レーベル=P.M.Recordsの3作品が、紙ジャケ/SHM-CD仕様で復刻!
ドン・トンプソン・トリオ『カントリー・プレイス』
カナダの澄み切った空気と豊かな大地を思わる心和むフォーキー・ジャズ。たとえばキース・ジャレット・カルテット『マイ・ソング』のパストラル感、或いはボビー・ハッチャーソン『処女航海』の浮遊感。そんな素敵なジャズとの出会いを予感させる心ときめくアーリー・サマー・ジャズの決定盤。
日本でも人気急上昇中のカナダの歌姫ダイアナ・パントンのプロデューサー/アレンジャー/ピアニスト/ベーシスト/ヴァイブ奏者/コンポーザーとしてあらゆる面で支えるドン・トンプソンが1970年代に残した早すぎたソフト・ジャズ名盤が紙ジャケット/SHM-CD仕様で復刻。
バーニー・セネンスキー・トリオ『ニュー・ライフ』
ジャズDJ必携の“Lolito's Theme”収録のピアノ・トリオ・ジャズの逸品が紙ジャケット/SHM-CD仕様で待望の復刻。耳馴染みの良いグルーヴ感溢れるメロディ・ラインと変拍子を用いた先進性に富むアグレッシヴなアレンジとが絶妙にブレンドされた奇跡のサウンドがSHM-CDでスケールアップして甦る!
カナダ出身の実力派ピアニスト、バーニー・セネンスキーの初リーダー作であり代表作としてピアノ・トリオ・ファンから愛された隠れ名盤。スピード感溢れる高速ボッサ・ジャズ“Lolito's Theme”、エレピをフィーチャーした“Beloved”などクラブ・シーンからも支持されてきた人気盤が遂に日本初CD化。ビル・エヴァンス・トリオの一員として6年間ドラマーを務めたマーティ・モレル、そしてソニー・ロリンズ、オスカー・ピーターソン、アート・ブレイキー、ミルト・ジャクソンなどのベーシストを務めたミッシェル・ドナートがサポートした強力ピアノ・トリオ。全曲バーニー・セネンスキーのペンによる楽曲の素晴らしさも魅力。
エド・ビッカート・トリオ『真夜中のビッカート』
ポール・デズモンドを夢中にさせたギタリスト、エド・ビッカートのスムージーなつま弾きが夜の静寂にとけ込む…。カナダが生んだいぶし銀ギタリスト、エド・ピッカートの代表作が発売から37年を経てオリジナル・フォーマットで初CD化!
引退状態にあったポール・デズモンドを再び演奏へと掻き立て、ポールに「88鍵あるピアノでも手こずりそうな音を、彼はどうやって6本の弦であんなに悠々と演奏できるのだろう。」「実際のところ、『ピュア・デズモンド』(ポール晩年の名作・ギターでエドが参加)はエドのアルバムだといえる。私はあのアルバムでエドをアメリカのリスナーに紹介したかったんだ。」と言わしめたその魅力をここに凝縮。本作はその『ピュア・デズモンド』と対を成すクワイエットな夜ジャズ名盤。ドン・トンプソンがベーシストとして参加。紙ジャケット/SHM-CD仕様。