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【Testament】イダ・ヘンデル&チェリビダッケの名盤がLPで登場

イダ・ヘンデル

ポーランド出身の20世紀を代表する名女流ヴァイオリニストの一人、イダ・ヘンデルが、1953年3月に、チェリビダッケ&ロンドン交響楽団とレコーディングしたブラームス:ヴァイオリン協奏曲が、“テスタメント”よりLP盤として登場。
録音時、25歳頃だった若きイダ・ヘンデルと40歳代始めのチェリビダッケが共演した貴重な音源です(この当時、チェリビダッケは、“Decca”や“EMI”にレコーディングしていました)。
イダ・ヘンデルは、カール・フレッシュ、ジョルジュ・エネスコに師事、長きに亘って現役ヴァイオリニストとして活躍されている驚異的なヴァイオリニスト。ジネット・ヌヴーの早世後、ヨハンナ・マルツィやジョコンダ・デ・ヴィートらとともに名演奏家として高く評価された彼女の代表的録音の一つが、こちらのブラームス。
高い技巧と気品を伝えるニュアンス豊かな音色、艶やかな響きは、1953年のモノラル録音からも確実に実感されるものです。ヨアヒムのカデンツァを演奏。第2楽章におけるヴァイオリンの磨きぬかれたポルタメント、終楽章における確かなテクニックを発揮した鮮やかなサウンドが魅力的です。もちろん、チェリビダッケ&LSOによる伴奏も素晴らしいものです。
以前より国内盤、輸入盤のLP、CDで発売されてきたこの歴史的名演を、改めてこのテスタメントのアナログ盤でご堪能ください。

 

イダ・ヘンデル

 

【曲目】
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲(カデンツァ:ヨアヒム)
【演奏】
イダ・ヘンデル(Vn)
セルジュ・チェリビダッケ指揮(指揮)ロンドン交響楽団
【録音】
1953年3月6日

<Side 1>
1. Allegro non troppo
<Side 2>
1. Adagio
2. Adagio giocoso, ma non troppo vivace

※リリース中のCD盤におけるタイミングは、以下の通りです。ご参考まで。
計40分7秒 / 22:08/10:04/7:55

カテゴリ : ニューリリース | タグ : クラシックLP

掲載: 2013年05月31日 12:09

更新: 2013年05月31日 12:24