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【ソニークラシカル・シンガーズ】第1回発売~“ヴェルディ・エディション”

ソニー・クラシカル・シンガーズ

ソニークラシカルのカタログに新たなシリーズ《ソニークラシカル・シンガーズ》が登場します。アメリカの2大レーベル、RCA Red Sealとソニークラシカル(旧CBS Columbia)に録音された歴史的な名歌手たちによるアリアやデュエット集の名盤をリリースしていくミッドプライスのリイッシュー・シリーズです。

・全点、ソニークラシカル秘蔵のオリジナル・アナログ・マスターより最新リマスタリング実施。
・オリジナル・ジャケット・デザイン使用。基本的にオリジナルLPのカップリングを踏襲。

今回の発売は、「ヴェルディ・エディション」と題し、ヴェルディ生誕200年を記念して、20世紀に一世を風靡したLP時代の名歌手10人によるヴェルディの名アリアと名唱を収録したアルバムを12タイトル、一挙に発売いたします。
世界初CD化音源多数含む、オペラコレクター垂涎のリイッシューです。

エレノア・スティーバー、リチャード・タッカー、レナード・ウォーレンは、1940年代~50年代を代表するメトの大歌手で、3人による『椿姫』は当時のメトの呼び物の一つでした。またタッカーとウォーレンは、当時のメトで最も共演を重ねたテノールとバリトンのコンビ。1960年には、ウォーレンが『運命の力』のアリア「わたしの運命を決定する箱」を歌った直後に舞台上で死去するという事件もありました。当シリーズにはそのアリアが2種類の録音で収められています。

アンナ・モッフォとエイリーン・ファレルは、1950~1960年代のメトの舞台を沸かせたヴェルディ・ソプラノです。ヴィオレッタが当たり役で、そのリリックな性質でファンも多かったソプラノのモッフォのアリア集は、彼女が実際に歌うことのなかったアイーダやデズデモーナといった役柄を聴くことができます。小柄ながらもよく通る強靭でドラマティックな声で知られるファレルのアリア集も、得意のアリアのみならず彼女がステージでは歌わなかった役をも収録しています。

1970~80年代のメトにおけるヴェルディ・ソプラノは、レオンタイン・プライス、モンセラ・カバリエ、そしてレナータ・スコットの3人です。3人のアリア集は、それぞれが得意とする役柄を中心に、ドラマティックな表現力のある全盛期の美声を記録しています。プライスの方は、今回新たに編まれた2枚組のアリア集です。カバリエとスコットの相手役としてメトの聴衆を熱狂させたのがルチアーノ・パヴァロッティです。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ワーグナー&ヴェルディ

掲載: 2013年06月07日 19:15

更新: 2013年06月07日 19:18