Kidori Kidori、1年振りとなる新作「El Blanco」
通算3枚目となる本作品は、6曲入りミニ・アルバム。「 El Blanco(=スペイン語で「白い◯◯」)」という意味深なタイトルは、ファースト・アルバム『El Primero』、セカンド・アルバム『l La Primera』(スペイン語で「最初の◯◯」)の2作品を経て、常に彼らの音楽性が更新されていることがうかがえる。また、Kidori Kidoriを聴いたことの無い、まっさらなリスナーも、この1枚を 聴いてもらえれば彼らの持ち味と音楽的な幅広さが伝わる1枚となっている。アートワークでも頻繁に登場する“オバケ”からもうかがえる、彼ららしい怪しい雰囲気の漂う「Watch Out!!!」、会場限定EPのみに収録されていた、アップテンポでエッジィなリフが際立つ人気曲「Silly」、 アフロビートや、ダブ、スカなどを独自のセンスでミックスし再構築した「Paperhouse」、ファースト・アルバム『l El Primero』収録の「5/10」以来の日本語新曲「◯◯病院」、Kidori Kidoriとしては珍しいバラード「I Laid Down」、キャッチーなPOP ROCK「Mourning In The Morning」と、振り幅全開の充実した6曲を収録。 ミックス/マスタリングは、LITEやThe Flickersなどの仕事でも知られる、鬼才・三浦カオル。
【プロフィール】
主に大阪で活動する、全員23歳のスリーピースバンド。2008年3月、小学生来の幼馴染、マッシュ(Vo,Gt)とンヌゥは(Ba)偶然同じ大学に進学し、久々に再会。キドリキドリを結成する。バンド名の由来は村上春樹の著書“ねじまき鳥クロニクル”から。その後ドラムがなかなか見つからなかったが、同じく小学生来の幼馴染で、ドラムに興味があった川元直樹(Dr)が加入。同年9月より本格的に活動を始める。マッシュがイギリスからの帰国子女ということもあり、楽曲は基本的に英詞。00年以降のUKロックや90年代のUSインディからの影響を主軸に、ジャズ、パンク、ファンク、ワールドなどの要素もとりいれながら、独自の感覚でアウトプットされた楽曲は唯一無二。