3Dストップモーション・アニメ『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
死者と話せる少年が迷える“心”を解放する。
死者の言葉に隠された、町の秘密とは?
『コララインとボタンの魔女』を手掛けたハリウッド最高峰のアニメーション製作会社、ライカ・エンターテインメントが、構想10年、制作期間3年を費やして完成させた、最新3Dストップモーション・アニメ!
死者と話せる少年が、300年前に封印された町の秘密を解き明かすアドベンチャームービー!全米公開時の興行収入は、2012年に公開されたストップモーション・アニメの中でNO.1!さらに、アニメ界のアカデミー賞ともいわれるアニー賞では、アニメーション映画賞、監督賞を含む、主要8部門にノミネート、キャラクターデザイン賞(ハイディ・スミス)、キャラクターアニメーション賞(トラヴィス・ナイト)の2部門を獲得!
【ブルーレイ】 |
【特典映像】
・アニマティック
・メイキング
・制作者たちの物語
・脚本/監督クリス・バトラーと監督サム・フェルによる音声解説
※特典映像はブルーレイのみの特典です。
<ストーリー>
舞台は、300年前に“魔女狩り”の現場になったと言われている町ブライス・ホロー。今や町の人たちは、魔女を店の看板やグッズのシンボルにして商売をしているほどだ。ブライス・ホローに住むノーマンは、ホラー映画や悪霊伝説が大好きな11歳の少年。しかも、死んだ人たちと会話することのできる変わった能力をもっていた。そんな誰にも理解されない能力のせいで、すっかり変わり者扱いされてしまっているノーマン。家族関係は悪化し、学校でも毎日イジメを受けていた。
ある日、ノーマンは疎遠になっていた叔父さんに再会し、衝撃の事実を打ち明けられる。「300年前に封印された“魔女の魂”が悪霊を呼び覚まし、町を滅ぼす。死者と会話できる者たちが何代にもわたって災厄を食い止め続けてきた。これまで叔父さんがやってきたその役目を、もし誰も受け継かなかったら、町には大きな災厄が訪れ、愛する人たちが傷つくだろう。それを阻止できるのは、ノーマンだけだ!」と。
叔父さんは発作を起こし、多くの謎を残して昇天してしまう。困惑しながらも運命を受け入れたノーマン。時間と必死の競争を繰り広げている最中、墓場から7人の死者が現世に蘇ったが、彼らはノーマンに助けを求めていた…。なぜ死者が復活したのか?そして“魔女の正体”とは?果たして、ノーマンは町の謎を解き、最悪の事態を食い止められるのか?少年がいじめや偏見などの現実を乗り越え、勇気を出して自分だけしかできないことを見つけたとき、町に隠された“秘密”が明らかになる―。
<キャスト>
ノーマン:コディ・スミット=マクフィー
ニール:タッカー・アルブリジー
コートニー:アナ・ケンドリック
ミッチ:ケイシー・アフレック
アルヴィン:クリストファー・ミンツ=プラッセ
ブレンダーガストおじさん:ジョン・グッドマン
グランマ:エレイン・ストリッチ
ペリー:ジェフ・ガーリン
サンドラ:レスリー・マン
<スタッフ>
監督:クリス・バトラー、サム・フェル
製作:アリアンヌ・サトナー
製作・主任アニメーター:トラヴィス・ナイト
脚本:クリス・バトラー
撮影:トリスタン・オリヴァー
プロダクションデザイナー:ネルソン・ローリー
編集:クリストファー・マーリー
音楽:ジョン・ブライオン
衣装デザイン:デボラ・クック
この絵の雰囲気、作風から子どもには…と思われがちですが、この作品こそ、家族で見てほしい作品。本編が90分弱にも関わらず、ストーリー展開は見所満載。後半の町の秘密が明らかになるにつれて涙ナシでは見れない展開に。ネタバレになってしまうかもですが、個性とは、恐怖とは、と難しい問題定義を題材にしているので、親子で話し合い議論しあうにはいい作品です。
ゾンビ関連が好きな方にもおすすめです。エンドロールの作りこみや、劇中に出てくるゾンビたちが怖いながらも愛らしいので必見。