世界が熱望する第四の攻殻機動隊『ARISE』第2弾が発売
未来を、創れ―
1989年に士郎正宗が漫画作品を発表して以来、映画・TVシリーズ・OVAとして映像化されてきた『攻殻機動隊』が新作アニメーションシリーズとして始動する。
情報ネットワークとサイボーグ技術の発達によって人々の意思が“電脳”で繋がれた未来社会を舞台に、新たな物語が始まる。
本作『攻殻機動隊ARISE』は、各話およそ50分・全4部作のシリーズで構成される。作品で描かれるのは、凶悪犯罪を阻止する事を目的とした攻性の特殊部隊“攻殻機動隊”の創設、そしてこれまでのシリーズ作品において謎に包まれていた全身サイボーグのヒロイン・草薙素子の物語である。草薙と公安9課の荒巻、後に攻殻機動隊のメンバーとなるバトーやトグサらとの出会いとともに、電脳ウィルス“ファイア・スターター”を巡る壮絶なアクションと電脳戦が展開される。
『公安9課』が最優先ラインの攻性部隊とはなり得ていない、A.D.2027。
公安捜査の権謀術数に限界を覚える荒巻の前に現れたひとりの女─陸軍『501機関』所属・草薙素子三佐。最高度のフィジカルと電脳戦スキルを備える一方、向こうみずで世慣れぬ未熟さをあわせ持つ草薙は、荒巻と不即不離の関係をたもちつつ、次々と発生する犯罪へと対処する。だがそれは、ゆりかごたる501機関との関係を問い直すことでもあった。上司であり保護者でもある野心の女・クルツ中佐との間に生じる軋轢。さらに、謎のウィルス『ファイア・スターター』の出現。困難な事件に立ち向かう中、『眠らない目を持つ元レンジャー』『所帯持ちの特捜刑事』ら、個性的な人的資源と気脈を通じる草薙。荒巻といつしか共有していた目的─『犯罪に対し常に攻性の精鋭実力部隊』創設へ向け、草薙は彼らを糾合してゆくこととなる。
『攻殻機動隊ARISE』
─これは草薙が少佐と呼ばれる前夜の物語である
<ストーリー>
「border:1 Ghost Pain」
2027年、第四次非核大戦終戦から一年、戦禍の爪痕癒えぬニューポートシティで自走地雷を使った爆殺事件と、兵器売買における収賄容疑の掛った軍人が銃殺される事件があった。雨烟る中、その軍人の電脳を求め墓地を暴く公安の荒巻大輔。そしてその背中に冷たい銃口を向けたのは、殺された上官の容疑を晴らそうと動く陸軍義体化部隊『501機関』に所属する超ウィザード級ハッカーにして全身義体のサイボーグ、草薙素子だった。だがこの事件を追いかけているのは草薙だけではなかった。彼女を爆殺事件の犯人と疑い付け狙う『眠らない眼』を持つ男、バトー。銃殺事件と娼婦殺人事件の共通項を捜査する新浜県警の刑事トグサ。そして『501機関』のクルツ中佐とサイボーグエージェントたちが草薙の動向を注視していた。彼らが追い求めるものは、目の前の「事実」と失われた「真実」とが交錯する電脳社会の混沌に身を潜める。自身の未来と掲げた理想のために草薙の本能が今、起動する。(製作年度:2013年)
「border:2 Ghost Whispers」
自らが育った501機関から独立を果たし軍内部での自由を得た草薙素子。しかし自立を後押しした荒巻の薦めにも関わらず自分の部隊の結成を先送りしていた。そのさなか、何者かによるロジコマへのハッキングが発生。調査のためにロジコマを移送する草薙は武装集団に襲撃される。そこには、「眠らない眼」を持つ元陸軍空挺特科第一のバトー、ネットの情報解析を得意とする元陸軍情報部のイシカワ、特殊工作と電子戦のスキルを持つ同じく元陸軍空挺特科第一のボーマがいた。都市交通網を混乱させてまで執拗に草薙を攻撃する武装集団。対する草薙は陸軍警察の潜入捜査員パズと海兵隊のエース・スナイパーのサイトーをスカウトし反撃に出る。(製作年度:2013年)
<キャスト>
草薙素子:坂本真綾
荒巻大輔:塾 一久
バトー:松田健一郎
トグサ:新垣樽助
パズ:上田燿司
ロジコマ:沢城みゆき
クルツ:浅野まゆみ
ライゾー:星野貴紀
イバチ:間宮康弘
ツムギ:野島健児
マムロ:宮内敦士
カンザキ:石井康嗣
サダモト国防副大臣:秋元羊介
アムリ:村中 知
<スタッフ>
原作:士郎正宗
総監督・キャラクターデザイン:黄瀬和哉
シリーズ構成・脚本:冲方 丁
メカニックデザイン:柳瀬敬之
美術監督:竹田悠介・益城貴昌
美術設定:加藤 浩(ととにゃん)
プロップ・美術設定:荒川直樹
3DCG監督:井野元英二
撮影監督:田中宏侍
モーショングラフィック:上村秀勝
特殊効果:村上正博
編集:植松淳一
音楽:コーネリアス
音響監督:岩浪美和
エンディングテーマ:salyu × salyu「じぶんがいない」(作詞:坂本慎太郎 作曲・編曲:小山田圭吾)
監督・絵コンテ:むらた雅彦
作画監督・サブキャラクターデザイン:西尾鉄也
アニメーション制作:Production I.G
製作:「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
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コーネリアス×攻殻機動隊ARISE×ブッダマシーン!
ブライアン・イーノやデヴィッド・バーンもお気に入りで、「New York Times」や「Wall Street Journal」でも取り上げられるなど、いまや世界的に有名になった現代版唱佛機 「ブッダマシーン」。そのブッダマシーンが、あのコーネリアスとのコラボ企画で、攻殻機動隊ARISEのOP曲及びBGM2曲の全3曲を搭載し、日本初コラボ作品「GHOST IN THE MACHINE」として登場!ブラックのボディにコーネリアス仕様のスペシャル・パッケージ。