ヴァンス・ギルバート 1985年東海岸の傑作AORアルバム 遂に世界初CD化!
1985年米東海岸制作の傑作AORアルバム、遂に世界初CD化!
フォーキーな雰囲気満点の、シティ・ポップス~アーバン・メロウ・サウンド。アルバム通して素晴らしい、AORファンに絶対のオススメ品!
アメリカ東海岸のマサチューセッツで活躍するシンガーソングライター、ヴァンス・ギルバートの1985年の幻のデビュー・アルバム『Here I'm Waiting』が遂にCD化!
彼は2013年現在でもシンガーとして現役で活動を続ける音楽家ですが、このデビュー作は一部の好事家にしか知られていませんでした。今ではフォーク・シンガーとして認知されている彼ですが、このアルバムではむしろAORシンガーとしての色彩のほうが強いと思います。弾き語りナンバーも数曲ありますが、ほとんどはベース、ドラム、管楽器のバック陣を率いたバンド編成のサウンド。
1曲目の“Saving It Up For My Baby”を筆頭に、2曲目の“Top Of The List”、3曲目の“Honored To Be In Your Arms”、6曲目の“Stay A Moment Longer”のようなメロウで洗練された秀逸なナンバーがずらりと並んでいます。7曲目のタイトル・トラック“Here I'm Waiting”もサックスに導かれて始まる哀愁を帯びた傑作です。 またアルバムとしてもきっちりと流れが計算された曲の配列となっているのも見事。
さらにこのアルバムの魅力は、その完成されたAORサウンドばかりではありません。実は何より挙げなければならないのは、ヴァンスの歌声の美しさでしょう。その強面のルックスからはちょっと想像できない、まさにシルクのような歌声の持ち主なのです。シルキー・ヴォイスとは彼のようなシンガーのためにある言葉なのではないでしょうか?
非常にプレス枚数の少ないアルバムで、市場にはめったに出回ることが無く、コンディションの良くない盤でも高額で取引されていたりします。AORファンの方はぜひこの機会に、レアでなかなか出会えないけれども、アルバム通して素晴らしい音源を存分に楽しんでいただきたいと思います。
【収録曲】
1. Saving It Up For My Baby
2. Top Of The List
3. Honored To Be In Your Arms
4. Mama's Rainbow
5. Be Gone, Be Good, So Long
6. Stay A Moment Longer
7. Here I'm Waiting
8. Drifter's Love
9. Take My Heart
※初回完全限定プレス
※日本語ライナーは付属しません