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澤野工房の看板ピアニスト、セルジュ・デラート 新作2作同時発売

セルジュ・デラート

 澤野工房の看板ピアニストに成長したセルジュ・デラートの新作が2タイトル同時リリース!
 ジャケットは、それぞれ、パリの街角の午後のカフェと、夜のビストロ。通りの名前を示すプレートには「AVENUE de ATELIER SAWANO」の文字が。さしずめ、澤野工房がお届けする「昼と夜のセルジュ」というべき2作品となっております。
 「昼」のセルジュ『ダコー』は、ピアノ・トリオにアコーディオンを加えたカルテット編成。「夜」のセルジュ『ビアン・シュール』は、だれもが知る美しいメロディのスタンダードたちを、ピアノ・トリオ編成で鮮やかに料理しています。

セルジュ・デラート・トリオ
 with アラン・ブルエル『ダコー』

 「昼」のセルジュは、ピアノ・トリオに、アコーディオンを加えた編成。パリの街に似合う音楽というと、どうしてもアコーディオンの音色を思い出してしまう。旧いシャンソンに一番似合う伴奏は、多分そのセピア色の響きではないだろうか。ここでの主人公は、だから、むしろアコーディオンを操るアラン・ブルエルだと言っていいだろう。セルジュはいつもながらの軽やかなタッチでノスタルジックな世界を支えている。選曲もまた彼らしく、誰もが知るスタンダードを趣味よくチョイス。それらの楽曲はほとんどがアメリカ産のものなのだが、不思議なことに彼らが演奏すると、まさしく「パリの音」になってしまう気がする。シャンソンのエッセンスが香り立ち、漂いはじめるのだ。(ライナーノーツより抜粋:Text by 北見柊)

 

セルジュ・デラート・トリオ『ビアン・シュール』
 こちらは「夜」のセルジュ。セルジュの演奏は不思議なところがあって、マテリアルは殆どがジャズ・スタンダードなのに、実際音になって出て来ると、何かしらシャンソンの香りがする。思い込みのなせる業か、気のせいなのか…いや、多分そうとばかりは言えない。澤野工房は、セルジュ以外にも数多くのフランス人ピアニストを紹介してきた。けれども、肩に力の入らない、軽やかなスゥイング感は彼だけが持つ味わいのような気がする。それが、パリを想うときに感じる懐かしい華やぎに重なるのだ。誰もが知る美しいメロディたちを、あざやかにCookして、あなただけの夜のビストロを彩る洒脱なピアノ・トリオがここにある。あとは心づくしのキュイジーヌと、そう、美味しいお酒があれば、あとは何もいらないのではありますまいか?(ライナーノーツより抜粋:Text by 北見柊)

カテゴリ : ニューリリース | タグ : ジャズ・ピアノ ピアノ・トリオ

掲載: 2013年10月08日 12:30

更新: 2013年11月05日 09:26