園子温監督作『地獄でなぜ悪い』BD/DVD発売
世界が笑った。
対立するふたりの男を中心に女優(くずれ)と映画監督(くずれ)と通りすがりの普通の男(家電オタク)が絡み合い、生まれるはずのない愛情とパッションがほとばしる!
このとんでもない世界観を体現するのは國村隼、堤真一、二階堂ふみ、友近、長谷川博己、星野源、坂口拓。日本映画界を支える名優、園組常連、まさかのキャスティングで贈るバイオレンス・アクション・ラブコメディが誕生!
【ブルーレイ】 | 【DVD】 |
<コレクターズ・エディション>
【仕様】アウターケース
【封入特典】ポストカード6種類
【特典映像】未公開シーン、メイキング&キャストインタビュー、予告編、特報、スポット
※ブルーレイとDVDは同じ内容です。
【DVD】 |
<スタンダード・エディション>
【特典映像】予告編、特報、スポット
※DVDのみとなります。ブルーレイ仕様はございません。
<ストーリー>
ヤクザの組長・武藤(國村隼)は獄中にいる妻・しずえ(友近)の夢を叶えるために、本業そっちのけで娘・ミツコ(二階堂ふみ)を主演にした映画の製作を画策している。面会の度にしずえに対して、撮影は順調に進んでいると場を取り繕う武藤。
しかし、肝心のミツコは男と逃亡中、そして、しずえの出所まではあと9日しかない。金に糸目をつけず、片っ端から撮影機材のレンタルをしながら、なんとか娘の身柄を確保した武藤は、ミツコから(実はすべて嘘なのだが)映画監督と紹介された駆け落ち男・公次(星野源)を監督に抜擢し本格的に撮影準備を始める。映画監督として騙しながら映画を撮影しないと殺される公次は、右も左もわからぬまま、オールヤクザのスタッフの質問攻めに対応していくが、限界に達しその場を逃げ出してしまう。
簡単に追っ手の組員に捕まってしまう公次であったが、そこに奇跡のような助っ人が現れる。それは「いつか一世一代の映画を撮りたい」と、少年期から映画監督を夢見る平田(長谷川博己)であった。映画の神様は自分を見捨てていなかったと、満を持して撮影内容の段取りを始める平田は、武藤と敵対するヤクザ組織の組長であり、過去の衝撃的な出会いからミツコに異様な愛情を抱く池上(堤真一)に協力を要請する。
かくして、ホンモノのヤクザ抗争を舞台にした、スタッフ・キャストすべて命懸けの映画が、電光石火のごとくクランクインしようとしていた…。
<キャスト>
ヤクザの組長・武藤:國村隼
武藤の娘・ミツコ:二階堂ふみ
武藤の妻・しずえ:友近
少年期から映画監督を夢見る平田:長谷川博己
映画監督と紹介された駆け落ち男・公次:星野源
ミツコに異様な愛情を抱く池上:堤真一
<スタッフ>
脚本・監督:園子温
主題歌:星野源「地獄でなぜ悪い」(Speedstar Records/Victor Entertainment,Inc.)
撮影:山本英夫
照明:小野晃
録音:小宮元
美術:稲垣尚夫
編集:伊藤潤一