イタリアの名曲の、イタリアの名手による、あまりにもイタリア的な演奏! ウート・ウーギ/ヴィヴァルディ:四季
イタリアの巨匠ヴァイオリニスト、ウート・ウーギの《四季》がRCA Red Sealから再発売されます。舌にしみこむような甘みのあのイタリアのスイーツを思わせるウーギならではの《四季》の演奏。ウーギのヴァイオリンの音色も、果実香が豊かで甘美。最近の熱々の情熱イタリア風味ではなく、ローマの休日のような良き時代が思い浮かぶ名演奏のひとつです。久々の再発売です。(ソニーミュージック)
※ヴァイオリンの学習教本に使われる名曲、ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.3-6との好カップリングです。
ウート・ウーギ(1944~ )
ミラノの名門貴族の出身。アリオダンテ・コッジにヴァイオリンを学び、わずか7歳でデビュー。その時の曲目はバッハのシャコンヌとパガニーニの奇想曲集でした。その後、パリで大作曲家でヴァイオリニストのジョルジュ・エネスコに、ジュネーヴでコラード・ロマーノに、キジアーノ音楽院でリッカルド・ブレンゴーラに学びました。1959年にヨーロッパでの演奏活動を開始。1961年、17歳のときイギリスEMIよりレコード・デビュー(タルティーニ:悪魔のトリル、ヴィエニャフスキ:スケルツォ・タランテラ、クライスラー:前奏曲とアレグロ)。1963年、オーストラリア放送の招きで、オーストラリアとニュージーランドを楽旅。1967年、ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿でチェリビダッケ指揮フェニーチェ劇場管とベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲を演奏しました。1980年に初来日し、その後もしばしば日本を訪れています。使用楽器はかつて名手グュリュミオーが所有していた1744年製のグァルネリ・デル・ジェスと、ベートーヴェンがヴァイオリン・ソナタを捧げたクロイツェルが所有していた1701年製のストラディヴァリウス《クロイツェエル》です。(タワーレコード)
【収録予定曲】
ヴィヴァルディ:協奏曲集《四季》Op.8-1~4
《調和の霊感》~ヴァイオリン協奏曲イ短調Op.3-6
ウート・ウーギ(Vn&指揮) イ・ヴィルトゥオージ・ディ・サンタ・チェチーリア
1988年, ローマ(デジタル:セッション)
RCA Red Seal 88843028902
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2014年01月08日 11:00