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グザヴィエ・ドラン監督第2作『胸騒ぎの恋人』BD/DVD発売

同じ彼を好きになってしまった
男女の奇妙な三角関係を描くカラフルなラブストーリー。

胸騒ぎの恋人

一躍スターダムにのし上がったグザヴィエ・ドランの今度のテーマは“恋”。
初監督作『マイ・マザー』がカンヌ映画祭で鮮烈なデビューを飾り、最注目の怪童=アンファン・テリーブルとして世界の映画界を驚かせたグザヴィエ・ドラン。翌年20歳で監督した本作がふたたびカンヌ映画祭に選出され、同映画祭ディレクターから“エキサイティングな新世代の1人”と絶賛された。本作では監督、脚本に留まらず、プロデューサー、主演、編集、コスチューム、アートディレクションも務めるなど、ドランワールドがさらに絢爛に花開く、恋の代表作。

 

<ストーリー>
親友のマリーと同じ彼、ニコラを好きになってしまったフランシスの視点で描かれる本作でドランは、恋に落ちる過程の検証を試み、片思いの苦悩に肉薄する。2人は内心ニコラにぞっこんなのに悪口を言って相手の腹を探ってみたり、ニコラの思わせぶりな仕草に期待を持ったり…。押し寄せるのは、もどかしさ、ほろ苦さ、ジェラシー、探り合い、駆け引き―。出会いに始まり、涙で終わる、切ない恋心。ティーンなら誰もが味わうポエティックなカオスを、ポップなカラーアート、ヴィンテージの服、クラシックな音楽で再現。ドランならではの異形な恋のスタイルがスクリーンに溢れ出す傑作ラブストーリー。

<キャスト>
グザヴィエ・ドラン
モニア・ショクリ
ニールス・シュナイダー
アンヌ・ドルヴァル
ルイ・ガレル

<スタッフ>
監督・脚本・編集・プロデュース:グザヴィエ・ドラン
撮影:ステファニー・ウェベール=ビロン

恋する気持ちは儚く、ツラいけど、誰かを愛することはやめられない。マリーとフランシスの行動、表現に共感できるし、フランシスの印の理由を知ったときは涙してしまいました。ビジュアル面でもドラン節炸裂!ブルーの中で涙するフランシスが切ない…。あと、なんといっても作中でかかっていたDalidaが歌う「Bang bang」が見た後、頭から離れなかった。
個人的には胸騒ぎの恋人>マイ・マザー>わたしはロランスの順で好きなのですが、まだTom at the Farm(原題)、Mommy(原題)の2本の公開が控えているので(劇場公開していただきたい!)、この2作も楽しみ。
すべての作品が素晴らしいですが、どれからドランに浸ろうかしらと思った方は、恋する気持ちは世界共通!って事で胸騒ぎの恋人からどうでしょうか?

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 映画

掲載: 2014年02月24日 00:00

更新: 2014年06月04日 13:48