新世代 2人組バンド ROTH BART BARON、デビュー・アルバム
既に熱狂的なファンを獲得し始めている新世代の2人組バンドROTH BART BARON。自主でリリースされた2枚のEPがdisk unionやJET SETなどから多大な指示を受け完売。サマソニ、来日アーティストのサポートを始め、多くの注目イベントに出演。今年1月にNYツアーを成功させ、SNSなどで海外から反響を得ているなど境界線のない、精力的な活動にも目が離せません。そんな周囲の期待も高まる中、いよいよ完成したデビュー・アルバムは東京で生きる若者の感情から、遠く離れた海外の空気までをも時代の感覚として取り込んだ、新風を吹き込むマスターピースとなりました。
アルバムのミックスはThe Nationalなどを手がける新進気鋭のエンジニアJonathan Lowが担当。数曲は同じフィラデルフィアのスタジオでKurt Vile、War on Drugs、Sharon Van Ettenなどを手がけるBrian McTearがプロデュース/録音。彼らからも「このプロジェクトはすばらしい経験だった」と賛辞をもらうほど濃密な時間を過ごし、ロットバルトバロンが思いを馳せていた音の世界が彩られていきました。管楽器・グロッケンなど多種多様な楽器を使って作り出す壮大なサウンドスケープはFleet Foxes、Bon Iver、Grizzly Bearなどを彷彿とさせます。また、Vo.三船の少ない言葉から紡ぎだされる歌詞はファンタジックな童話の様でもあり、作品全体に通底する豊かな生命力を感じさせる。サウンドでは海外との繋がりを感じさせながらも、当たり前に母国語で綴られ、温かい感情を纏った言葉が、味わい深いメロディに乗ることにより独創的なポップ・ミュージックになっています。
2012年12月にリリースされた2枚目のEP『化け物山と合唱団』も同日より一般流通開始。