英デッカの超優秀録音 メータ&LAPOのマーラー第3 LPレコードで復活!
高品位なLPレコード制作で知られる米Analogue Productionsより、英デッカの超優秀録音で有名なメータ指揮ロスアンジェスル・フィルのマーラー/交響曲第3番がアナログで復活します。
このLPは1978年3月にロスアンジェルスで録音され、日本でも1979年12月にリリース(キング SLA1231~2)され、演奏と録音の素晴らしさで絶賛されました。
レコード芸術誌には1980年2月号に掲載され、大木正興氏、小石忠男氏の両人推薦の特選盤となっています。
大木正興氏評
「この演奏はたいへんすばらしい、1時間半近くの巨大な音楽の流れに絶えるところなく魅力がいっぱいつまっている。全曲を通じてオーケストラが実に柔軟に、かつ力いっぱいよく動ききっている。(略)第2楽章の優艶な音など想像もできなかったもの。フォレスターの独唱も合唱もともによい。」
小石忠男氏評
「かつて名録音といわれたショルティ盤がかすんできこえるほど、生々しい音質で各楽器の近接した音色が実に輝かしい。マーラーの多彩な楽器法はここに一点のもやつきもなく白日のの下に晒されている。それはメータのつくり出すあざやかな色彩感とロス・フィルのややかわいたひびきをさらに強調する結果となる。(略)メータは実にスケールの大きな演奏をする。」
(以上「レコード・イヤーブック'81」音楽之友社より)
録音も英デッカのデジタルとなる直前、アナログ末期のものだけに、アナログの最高品位の音質を味わうことができます。
今回、米Analogue Productionsは有名なマスタリング・エンジニアWillem Makkeeを起用し、オリジナル・マスターテープから名器Neumann VMS 80 カッティング・レースを用いて、200グラムの高品位ヴィニールにプレスしてLP化します。
【曲目】
マーラー:交響曲第3番ニ短調
【演奏】
ズービン・メータ指揮 ロスアンジェルスpo
カリフォルニア少年cho(ダグラス・ネスランド指揮)
ロサンジェルス・マスター・コラール(ロジェ・ワーグナー指揮)
モーリン・フォレスター(A)
【録音】
1978年3月、ロイス・ホール、カリフォルニア大ロス分校
【プロデューサー】
レイ・ミンシャル
【エンジニア】
ジェイムズ・ロック、サイモン・イードン