注目アイテム詳細

DG The Originals~アバド、ロストロポーヴィチ、ポリーニ、ズーカーマン、マゼール…強力5タイトル・リリース

DG THE ORIGINALS
DGの名盤をハイビット・リマスタリングで蘇らせたシリーズ《The Originals》は20周年を迎えました。OIBP(オリジナル・イメージ=ビット・プロセッシング)は、オリジナル・マスターテープに詳細に記録されている録音をより鮮明に、より表現豊かに再現します。20年目の新譜はポリーニのエチュード集を始めとする強力5タイトルです。

《The Originals》過去のタイトルこちら>>>

ウィーン・フィルらしい繊細な表現と絶妙な響き
マーラー:交響曲第3番ニ短調
ジェシー・ノーマン(Sp),
ウィーン国立歌劇場合唱団
クラウディオ・アバド(指揮)ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1980年9月,ムジークフェライン・ザール[デジタル]
鳥の羽を美しく配した一連のアバド=マーラーのジャケットは、LPの時代、あのカラヤンの「虹を配したデザイン」と共に当時のマーラー・ファンの心を強く揺さぶったものでした。この第3番は1980年の録音。マーラーの音楽がようやく日本の聴衆の間に浸透し始めた頃に登場した驚くほど美しいこの演奏は、21世紀の現在でも全く色褪せることはありません。第4楽章のウィーン少年合唱団による合唱もまさに天使の歌声です。

ブラームスならではの味わい深い旋律を堪能
チェロ・ソナタ第1番ホ短調Op.38
チェロ・ソナタ第2番ヘ長調Op.99
ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ(Vc) ルドルフ・ゼルキン(P)
【録音】1982年7月、ワシントンDC,J.F.ケネディー・センター[デジタル]
当時79歳のゼルキンと、55歳のロストロポーヴィチの共演によるブラームスのチェロ・ソナタ。既に大家の域に達していたロストロポーヴィチですが、やはりゼルキンの懐の深さに一日の長があるようです。何しろ、このブラームスが初顔合わせ、かつ唯一の共演。しかし全く破綻なく、すばらしいブラームスの心の歌が鳴り響きます。

ポリーニのショパン観が鮮明に放出された名盤
ショパン:練習曲集Op.10&25(全曲)
マウリツィオ・ポリーニ(P)
【録音】1972年1&5月,ミュンヘン、ヘルクレスザール[ステレオ]
この録音が登場した時、多くのピアノ愛好家たちは「これまで聴いてきたエチュードは一体何だったのか?」と嘆いたとされるこのポリーニの演奏。完璧な技巧で、かつショパンが目指した「練習曲に芸術性を持たせる」ことを具現化した伝説の名演が、単体として初めてMIDプライス化されました。

ズーカーマンの究極の美音が生かされた名演
シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op.47,
ベートーヴェン:ロマンス第1番ト長調Op.40,
ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77*
ピンカス・ズーカーマン(Vn)/ダニエル・バレンボイム(指揮)ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団,パリ管弦楽団(*)
【録音】1974年12月,ロンドン,1979年6月(*)[ステレオ]
LP時代にはシベリウスとベートーヴェンの協奏曲がカップリングされ、ブラームスは協奏曲とソナタが収録されていましたが、今回はこのような取り合わせでの発売。70年代のバレンボイムの爆発的な機動力とズーカーマンの究極の美音で、2つのロマン派の協奏曲が楽しめるというアルバムです。数ある名演の中でも、新鮮さと躍動感で群を抜く名演と言えるでしょう。

強い絆で結ばれたマゼール&VPOの決定盤
R.シュトラウス:
家庭交響曲Op.53
交響詩『マクベス』Op.23*
ロリン・マゼール(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】1983年10月、ムジークフェライン・ザール(ライヴ)
1983年2月、ゾフィエンザール(*デジタル)
先頃、突然の訃報により世界中のファンが嘆き悲しんだ名指揮者ロリン・マゼール。アクの強さで定評のある彼の指揮ぶりにぴったりなのが、このシュトラウスの問題作「家庭交響曲」です。自身のプライヴェートを交響曲で描くという、煮ても焼いても食えない作品ですが、マゼールはそこのところを良い具合に料理して、美味しく聴かせてくれています。「マクベス」もマゼールが得意としていた作品です。

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2014年08月07日 11:00