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ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作『昔々、アナトリアで』DVD化!

昔々、アナトリアで 

監督作品はいずれも、世界的に注目され、世界の映画祭でも常にリストアップされながらも、日本での一般公開が未だ、果たされていない名匠たちは、まだ多いのだが、その中の代表的な監督の作品が、ついに日本で劇場公開される予定となった。

それは、2014年のカンヌ国際映画祭のパルムドールを新作『Kis Uykusu』(英題『Winter Sleep』)が受賞した、トルコの鬼才ヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督である。

そして、その予習、というわけでもないが、ジェイラン監督の長編過去作が、2作品、ついに日本でDVD化される。2011年の同じくカンヌでグランプリを受賞し、日本ではで上映されるも、一般劇場公開はされていない『昔々、アナトリアで』と、2008年のカンヌの監督賞を受賞し、日本では2008年の東京国際映画祭で上映された『スリー・モンキーズ』である。

夜、ある殺人事件、容疑者を連れて、死体遺棄現場とされる地にやってくる。そのシチュエーションの中で、語られていく、男たちの心情、過去… 物語の体裁をとりながら、そこから滲み出していく世界。ユニークなストーリーテリングを、圧倒的に美しい映像で静かに語られていく『昔々、アナトリアで』。

そして『スリー・モンキーズ』は、ひき逃げをしてしまった政治家セルヴィットの罪をかぶって、刑務所に入る男エユッブ。その間に、男の息子イスマエルの、ある欲望が、エユッブの妻ハジェルは、セルヴィットと関係を結ぶことになってしまう・・・という家族の崩壊物語を軸に、様々な問題を浮き上がらせる。

独特の語り口で、物語とそこからはみ出すメッセージに壮大なものを感じるヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督作品。来る新作公開に向けて、彼の独特の世界を先に味わえる機会が、ついに得られることとなった。

関連作品は、近年日本で紹介された、カンヌ国際映画祭受賞監督たちの作品を。

カテゴリ : ニューリリース | タグ : 日本・劇場未公開作品 映画公開関連

掲載: 2014年09月09日 09:12