Clavesからアバド晩年のライヴ登場! モーツァルト:オーボエ協奏曲&ハイドン:協奏交響曲

2014年1月20日に亡くなった巨匠クラウディオ・アバドが、2013年3月にマドリードのオーディトリオ・デ・サラゴサ、オーディトリオ・ナショナル・デ・ムジカにて行った演奏会からモーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調K.314とハイドンの協奏交響曲変ロ長調Hob.I-105がディスク化されました。常に音楽に真摯に向き合い、明晰でバランスの良い演奏を目指して最善をつくすアバドの指揮は、そのどれもが素晴らしく、協奏曲では独奏者とオーケストラの演奏をコントロールするだけでなく、最良の形で音楽が表現されるように心がけおり、その姿勢は晩年も一切変わることはなかったと言えます。
モーツァルト管弦楽団はアバドが2004年に創設した若い演奏家を集めて創設したオーケストラでそこから多くの才能を見出してきました。アバドと当管弦楽団は2011年8月よりモーツァルトの管楽協奏曲の演奏会&ライヴ録音を行ってきましたが、この演奏会でもアバドが絶大なる信頼をしている若手実力派をソリストに起用し、新鮮さ溌剌さをもった演奏を披露しました。
オーボエのルーカス・マシアス・ナバロは1978年、スペインのバルベルデ・デル・カミーノ生まれ。2006年第8回国際オーボエ・コンクール・軽井沢で優勝、同時にモーツァルト賞も受賞しました。アバドによってモーツァルト管弦楽団の首席オーボエ奏者に招かれ、以後、ヨーロッパ室内管弦楽団、ローマ聖チェチーリア国立音楽アカデミー、マーラー室内管弦楽団、ルツェルン祝祭管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などで首席オーボエ奏者を務める若手実力派です。アバドから絶大な信頼を得ているナバロによるモーツァルトのオーボエ協奏曲は極上の名演です。このほか、ヴァイオリンのグリゴリー・アースは、マーラー・チェンバー・オーケストラコンサートマスター、またチェロのコンスタンチン・プフィッツ、ファゴットのギョーム・サンタナも同オケの首席をつとめる演奏者で、アバドに見出された若手演奏者たちが全身全霊をこめて演奏した記念碑的ライヴ録音と言えましょう。(キングインターナショナル)
【収録曲目】
モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
ハイドン:協奏交響曲 変ロ長調 Hob.I-105
【演奏】
クラウディオ・アバド(指揮)
ルーカス・マシアス・ナバロ(オーボエ)
グリゴリー・アース(ヴァイオリン)
コンスタンチン・プフィッツ(チェロ)
ギョーム・サンタナ(ファゴット)
モーツァルト管弦楽団
【録音】
2013年3月20-25日
オーディトリオ・デ・サラゴサ、
オーディトリオ・ナショナル・デ・ムジカ(マドリード)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2014年10月07日 16:00