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輸入盤情報も出ました! ジンマンによる『春の祭典』初演100年記念演奏会ライヴ[1913年初稿+1967年決定稿]

ジンマンの『春の祭典』

こんなにも違うのか!初演から100年を経てその原初の姿が蘇る。
ジンマン+チューリヒ・トーンハレの最新盤は、昨年6月に行われた「春の祭典」初演100年記念演奏会のライヴ。「春の祭典」は何度も改訂されていますが、当アルバムの目玉は、作曲者が構想した最初の姿である1913年の初稿の世界初録音。チューリヒのパウル・ザッハー財団所蔵になる自筆譜を使用し、初演にかける前の作品の原初の姿を再現。「初稿はよりソフトで印象主義的」というジンマンの言葉通り、細部のオーケストレーションが異なり、演奏を繰り返していく過程でストラヴィンスキーが改訂を加えた意図がよく判ります。
同じコンサートでは、作品の最終形である1967年稿が休憩後に演奏され、さらにジンマンによるプレコンサート・レクチャーも行われており、それらすべてをCD2枚組に収録しています。ジンマンの師モントゥーは作品の初演指揮者であり、1963年の「初演50周年記念演奏会」ではジンマンがアシスタントとしてリハーサルを指揮。それゆえこの100年記念演奏会はジンマンにとって感慨深いものであり、円熟の棒が冴えわたっています。
日本盤解説書には海外盤ライナーノーツの完全翻訳のほか、木幡一誠氏による演奏論、プレコンサート・レクチャーの日本語訳を収録予定。
デイヴィッド・ジンマン
1936年ニューヨーク生まれ。オバーリン音楽院他で学び、モントゥーのアシスタントとして頭角を現わす。オランダ室内管、ロッテルダム・フィル、ボルティモア響のポストを歴任し、1995/1996年のシーズンより弦楽団の首席指揮者。多くのCD録音とともに、ヨーロッパ、合衆国、アジアへの演奏旅行を大成功に導いている。(ソニー・ミュージック)

ソニー・クラシカル・スイスによるプロモーション映像

カテゴリ : ニューリリース | タグ : プロモ(クラシック)

掲載: 2014年10月17日 19:30