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バランシンの美意識が結集した好評シリーズ!「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」

バランシン第4&5集

20世紀最大の振付師ジョージ・バランシン。彼が育て上げた世界最高峰のバレエ団、ニューヨーク・シティ・バレエ(NYCB)。1954年以降バランシンはモントリオールのカナダ放送局のために何度かテレビ用に上演しました。それらの映像を集めた絶賛シリーズ、ジョージ・バランシン「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」第4弾と第5弾が同時発売されます。

第4弾での注目はヒンデミットの「四気質」。バランシンのためにヒンデミットが作曲した作品。ストーリーはなく、中世の宇宙論に基づいて、人間は「憂鬱質」「多血質(快活)」「粘液質(無気力)」「胆汁質(癇癪)」の4つのタイプに分類されるというところからきているもので、主題を変奏していきます。アイヴスのアイヴジアーナは、作曲家の死後初演された作品。またこのDVDには、ニジンスキーの名作「牧神の午後」のジェローム・ロビンス版が収録されています。
ジョージ・バランシン 「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.4
ヒンデミット:四気質(フォー・テンペラメント)
振付:ジョージ・バランシン
出演:カロル・サムナー、ウィリアム・ウェスロウ、マルネ・モリス、アール・シーヴリング、スキ・ショーラー、ラモン・セガーラ、
リチャード・ラップ、他
収録:1964年
アイヴス:アイヴジアーナ
振付:ジョージ・バランシン
出演:サラ・リーランド、フランシスコ・モンシオン、スキ・ショーラー、デニ・レイモント、パトリシア・ニアリー、アルトゥール・ミッチェル
収録:1964年
ドビュッシー:牧神の午後
振付:ジェローム・ロビンス
出演:タナキル・ル・クラーク、ジャック・ダンボアーズ
収録:1955年

第5弾にはバランシン委嘱作、黛敏郎のBUGAKU(舞楽)がカラーで収録されています。雅楽の舞がモチーフとされています。そしてバレエ・リュス時代のバランシンの傑作「アポロ」は、バランシンとストラヴィンスキーの最初の大作。この成功を機に2人は作品を発表していくことになります。
ジョージ・バランシン 「ニューヨーク・シティ・バレエ・イン・モントリオール」Vol.5
黛敏郎:BUGAKU(舞楽)
振付:ジョージ・バランシン
出演:パトリシア・マクブライド、ジャン=ピエール・ボンフー、ボニータ・ボーン、エリセ・ボーン、エリーゼ・フラッグ、デリタ・ペータース、ジョン・バス、リチャード・ドライデン、ローレンス・マシュー、リチャード・タナー
収録:1978年
ストラヴィンスキー:アポロ(全曲)
振付:ジョージ・バランシン
出演:ジャック・ダンボアーズ、ディーナ・アダムズ、ジラナ、フランシア・ルーセル
収録:1960年
ジョージ・バランシン、アポロについて語る
ストラヴィンスキー:アポロ(抜粋)
振付:ジョージ・バランシン
出演:ジャック・ダンボアーズ、メリッサ・ヘイデン、ジラナ、パトリシア・ニアリー
収録:1963年ベル・テレフォン・アワー
画面:NTSC 4:3 BW
音声:モノラル
リージョン:All
65分

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2014年12月24日 18:30