ケフェレックがスカルラッティを44年ぶりに再録音! スカルラッティの「光と影」を巧みに表現
パリ出身の女性奏者アンヌ・ケフェレックがスカルラッティをデビュー盤以来となる再録音! 卓越したセンスと長い演奏キャリアにより、表現は熟成を深め、作品の「光と影」を絶妙に表現しています。今年のラ・フィル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2015で、5月3日(日)、彼女はスカルラッティのソナタ集を演奏予定です。(タワーレコード)
アンヌ・ケフェレックがスカルラッティを再録音しました!ケフェレックがエラートで1970年に最初のレコーディングを行ったのが「スカルラッティの13のソナタ集」でした。ピアノで弾いたスカルラッティの演奏としては当初から高く評価され、40年以上過ぎた今も定盤として聴き継がれています。今回はアルバムのタイトル「影と光~Ombre et lumière」にもあるように、スカルラッティの音楽はイタリア、スペインの明るい太陽に恵まれた陽気さと、強い日差しが生み出す影を巧みに表現しています。スカルラッティはスペインに移り住み、この555曲のソナタのほとんどを当地で作曲し、民族色の濃いスペイン・イベリア半島の音楽の影響が感じられる作品も多くあります。ケフェレック自身もスカルラッティのソナタを「陽光と生きる歓び(joie de vivre)に溢れた作品と、憂鬱な闇夜を思わせるような作品」と言っているように緩急を取り混ぜた選曲をしており、ピアノの表現力を生かした素晴らしい演奏を聴かせてくれています。(キングインターナショナル)
【収録曲目】
ドメニコ・スカルラッティ:鍵盤のための18のソナタ集
ハ長調K.420/イ短調K.54/イ短調149/ト長調K.103/ト長調K.425/ホ短調K.147/ト長調K.144/ト長調K.260/イ短調K109/イ長調K.279/ニ長調K145/ヘ短調K.481/変ロ長調K.551/ニ短調K.32/ニ短調K.517/嬰ハ短調K.246/嬰ヘ長調K.318/ロ短調K.27
【演奏】
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
【録音】
2014年9月ポワティエ・オーディトリアム・シアター
エンジニア:ユーグ・デショー