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P.ヤルヴィ自身の選曲によるベスト盤 登場!~パーヴォ・ヤルヴィ~ドイツ・カンマーフィルの世界

パーヴォ・ヤルヴィ~ドイツ・カンマーフィルの世界

パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィル「世界最高峰のベートーヴェン」「一生残るにふさわしい音楽体験…比類のない匠の芸術・・・パーヴォの指揮芸術の真骨頂」と全世界に衝撃を与えたパーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマーフィルによるベートーヴェンとシューマンのプロジェクト。世界各地でのチクルス演奏と並行して、RCA/ソニー・ミュージックから発売されてきたベートーヴェンとシューマンの交響曲全集の録音は、高い評価を得てきました。
ようやく音としてその姿を現したブラームス・プロジェクトそれに続くニュー・プロジェクト、ブラームス・プロジェクトがいよいよ始動しました。ドイツ・ロマン派の精髄ともいえるブラームスを新たな角度で見つめ直すこのプロジェクトは、ブラームスが指揮したのと同程度の人数のオケを用い、歴史的な演奏法や楽器を採り入れ、これまでにないブラームス像を辿ります。このコンビはここ数年にわたってブラームスの様々な作品を取り上げながら、ブラームスの研究者で交響曲のヘンレ版の校訂で知られるロバート・パスコールを招いてのプライヴェートなワークショップも行うなど、作品についての研鑚を深めてきました。2014年8月の北米ツアーでのブラームス演奏は絶賛を受け、さらに2014年12月、東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルでの「ブラームス・シンフォニック・クロノロジー」のチクルス演奏もその一部がNHKで放映されるなど大きな話題を呼びました。
ブラームス:ハンガリー舞曲3曲を加えたパーヴォ選曲によるベスト盤当アルバムは、そのブラームス・プロジェクトの端緒となるハンガリー舞曲第1番、第3番、第10番の3曲の2014年録音を含む、パーヴォとドイツ・カンマーフィルのベスト・アルバムです。24曲あるハンガリー舞曲のうち、ブラームス自身がオーケストレーションを施したのはここにおさめられた3曲のみで、シベリウス「悲しきワルツ」と並び、パーヴォのアンコールの定番として知られています。パーヴォは最近のインタビューで、「ブラームスは何度も演奏してきたが、決して満足いく結果にならなかった。でも今になってようやく準備が整ったと思う」と語っており、東京でのドイツ・カンマーフィルとのブラームスもその新鮮なアプローチが共感を呼び、これら3曲もアンコールとして連日演奏されました。この3曲に、定評あるベートーヴェン、シューマンの交響曲全集からパーヴォ・ヤルヴィ自身が選曲してカップリングしたアルバムで、このコンビのいまの姿と、これまでの軌跡を手軽に振り返ることのできるベスト盤的内容になっています。
(ソニー・ミュージック)

パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィル

『~パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルの世界~パーヴォ・ヤルヴィ&ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン/ ブラームス:ハンガリー舞曲第1番、3番&10番』

【選曲】
パーヴォ・ヤルヴィ

【収録内容】
ブラームス:
1 ハンガリー舞曲第1番ト短調
2 ハンガリー舞曲第3番ヘ短調
3 ハンガリー舞曲第10番ヘ長調 [オーケストラ編曲:ブラームス]
ベートーヴェン:
4 「レオノーレ」序曲第3番作品72b
5 交響曲第1番ハ長調作品21~第1楽章
6 交響曲第7番イ長調作品92~第4楽章
シューマン:
7 「マンフレッド」序曲作品115
8 交響曲第4番二短調作品120~第4楽章

【演奏】
パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
ドイツ・カンマーフィルハーモニー・ブレーメン
【録音】
2014年9月26日
ブレーメン、グート・ファレル(1~3)、
2006年8月31日~9月1日(5)
2004年6月18日~19日および2006年9月3日~4日(6)
2011年12月19日~21日(8)
2011年12月18日&19日(7)
ベルリン、フンクハウス・ベルリン・ナレーパシュトラッセ
2010年7月19日~21日
ハンブルク、フリードリヒ=エーベルト=ハレ(4)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2015年05月21日 15:11