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妻夫木聡、亀梨和也出演、石井裕也監督作『バンクーバーの朝日』

バンクーバーの朝日

戦前カナダに実在した野球チーム“バンクーバー朝日”。
その栄光と奇跡を描く感動大作!

戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気と誇り、そして希望を与え、さらには白人社会からも賞賛と圧倒的な人気を勝ち得た実在の野球チーム“バンクーバー朝日”。この伝説の野球チームの当時の記録をもとに、戦前の日系移民の壮大なドラマを描き出す。
製材所で肉体労働に就き、ショートを守るキャプテンのレジー笠原に妻夫木聡。漁業に従事する、エースピッチャーのロイ永西に亀梨和也。レジーの同僚で、セカンドを守るムードメーカーのケイ北本に勝地涼。日本人街の豆腐屋で働く、キャッチャーのトム三宅に上地雄輔。ホテルのポーターとして働く、サードのフランク野島に池松壮亮。その他、レジーの妹・エミー笠原に高畑充希、日本語学校教師に宮﨑あおい、頑なにカナダ人社会に馴染もうとしないレジーの父親・笠原清二に佐藤浩市とまさに日本を代表する演技派俳優が勢揃いした。
監督を務めるのは、『舟を編む』(13)で日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞を史上最年少で受賞し、翌年公開された『ぼくたちの家族』(14)も高く評価された石井裕也監督。監督を中心に、脚本には『八日目の蝉』(11)で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した奥寺佐渡子。撮影は『桐島、部活やめるってよ』(12)、『そこのみにて光輝く』(14)などの近藤龍人。さらには、石井監督と『舟を編む』でもタッグを組んだ宮本まさ江(衣裳)、豊川京子(ヘアメイク)、原田満生(美術)が集結し、戦前のカナダの空気感溢れる作品が完成。

<豪華版>
【特典内容】
○妻夫木聡、亀梨和也、石井裕也監督による本編ビジュアルコメンタリー
○メイキング
○現場インタビュー集
○オフィシャルインタビュー集
○妻夫木聡×佐藤浩市 対談
○イベント映像集
○公開記念特番集

【封入特典】
○ブックレット(36P)

※ブルーレイとDVDは同じ内容です。

 

“バンクーバー朝日”とは―
1914年~1941年まで、カナダ・バンクーバーに実在した日系カナダ移民の二世を中心とした野球チーム。地元のアマチュアリーグに参加し、サムライ野球の原点ともいえるバントや盗塁、ヒットエンドランを駆使したスモールベースボールでカナダ人野球チームを打ち破り、西海岸リーグのチャンピオンとなった。白人からも熱狂的に支持されるようになった“バンクーバー朝日”は人種間の壁を超える象徴となったが、1941年の太平洋戦争勃発に伴い、「敵性外国人」となった選手と街の人々は強制移住させられ、チームは解散。彼らが再び集まることは二度となかった―。半世紀以上たった、2003年、カナダの移民社会、野球文化への功績が認められ、カナダ野球殿堂入りを果たしている。

<ストーリー>
明日も見えない異国の地で、そのチームは希望になった。
1900年代初頭、多くの日本人が新天地を夢見て、遥か遠くカナダへと海を渡った。しかし、そこで彼らを待ち受けていたのは差別、過酷な肉体労働、貧困といった厳しい現実だった―。そんな中、日本人街に一つの野球チームが生まれる。チームの名は「バンクーバー朝日」。夢も希望も持てなかった激動の時代。やがてチームは人々にとって、一条の光となっていく。彼らは何を信じ、何を求めて走り続けたのか。歴史の波間に埋もれていた“真実の物語”が今、ここに甦る―。

<キャスト&スタッフ>
妻夫木聡 亀梨和也 勝地涼 上地雄輔 池松壮亮
高畑充希 / 宮﨑あおい 貫地谷しほり / ユースケ・サンタマリア
本上まなみ 田口トモロヲ 徳井優 大鷹明良 岩松了 大杉漣
鶴見辰吾 光石研 石田えり / 佐藤浩市

監督:石井裕也
脚本:奥寺佐渡子

発売元:フジテレビジョン 販売元:東宝

カテゴリ : ニューリリース J-POP | タグ : 映画

掲載: 2015年05月21日 15:26

更新: 2015年07月16日 21:32