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トレイシー・ソーン、初となるベスト・アルバム

Tracey Thorn

エヴリシング・バット・ザ・ガールの顔として、90年代、オルタナ・ポップ・シーンの代表として大成功を収めたベテラン・シンガー/ソングライター、トレイシー・ソーン。2000年のバンド解散後、ソロ活動を開始。2007年には、クロスオーバー・フォーク・ポップ・ディスコ・アルバム『アウト・オヴ・ザ・ウッズ』をリリースし、UKで大ヒットを記録。その後ザ・ラプチャーやデルフィックなどのプロデュースでも知られているイワン・ピアソンを起用したアルバム『ラヴ・アンド・イッツ・オポジット』をリリース。初となるベスト・アルバムにはソロ2作での楽曲に加え90年代の大名曲Massive Attack「Protection」や他アーティストとのコラボレーション楽曲も収録。

 

 

【Tracey Thorn(トレイシー・ソーン)】
1962年9月26日生まれのイギリス人女性シンガー。後のローファイ・ガールズ・インディ・シーンに多大な影響を与えたマリーン・ガールズの一員としてインディー・デビューを果たした後、ソロ・アルバム『ア・ディスタント・ショアー』をリリース。その後、現在のパートナーであるベン・ワットと出会い、オルタナ・ポップス・シーンの代表として、日本でも絶大の人気を誇るエヴリシング・バット・ザ・ガール(EBTG)の顔として1984年に、現在もネオ・アコースティックの名盤として語り継がれているアルバム『エデン』でメジャー・デビュー。18年間のキャリアの間に数多くのアルバム、数多くのヒット曲を世に送りこみ、幅広くから支持を浴びるものの、2000年に惜しくも解散。その間、ソーンはマッシヴ・アタックの名曲の一つである 「プロテクション」の作詞/作曲を担当、ティエフシュワルツといったクラブ・アクトとのコラボレーション作を発表する等、クラブ・シーンからの支持が強まり、2007年には、フォーク・ディスコ調のアルバム「アウト・オヴ・ザ・ウッズ」をリリース。1982年に発売されたソーンの音楽活動歴初となるソロ・アルバム以来のソロ作品となった同作は、UKでクロスオーバー的ヒットを記録。2010年、ミュージック・パートナーであり、人生のパートナーでもあるワットのレーベル、Strange Feeling Recordsより待望のニュー・アルバム『Love And Its Opposite』を発表。ソーンのルーツであるインディー・シーンへ舞い戻ってのリリースとなった。その後2012年にはクリスマス・カヴァー・アルバム『ティンセル・アンド・ライツ』をリリースしている。

タグ : UK/US INDIE

掲載: 2015年09月15日 10:26

更新: 2015年09月28日 20:00