デレク・トラックス率いるテデスキ・トラックス・バンドの新作
新世代3大ロック・ギタリストのひとりと称されるデレク・トラックスとブルース・シンガー&ギタリストのスーザン・テデスキ夫妻が率いる大所帯のブルース・ロック・バンド。オリジナルとしては3枚目となる、コンコードミュージック傘下のファンタジー・レーベル移籍作。バンドのホームであるフロリダ州ジャクソンヴィルのスワンプ・ラーガ・スタジオにて録音とミックスを実施。今回スタジオではバンド史上初めてメンバー全員で同時録音されました。収録曲がメンバー共作によるオリジナル曲で固められているのも今回が初。なかでも、リード・トラックの“Anyhow”は伸びやかでポジティヴなエネルギーに満ちており、新たな代表曲となること必至。「メンバー全員が100%の力を持ち寄って制作した」とリーダーのデレク・トラックスが語るように、まさにバンドの新たな物語の幕開けを告げる渾身の作品!
「デレクにはかなわない、自分よりもたくさんの音を持っているからね」──ジョン・メイヤー
「彼は底なしの穴のよう。全てがとても深いんだ」──エリック・クラプトン
【Tedeschi Trucks Band(テデスキ・トラックス・バンド)】
ジョン・メイヤー、ジョン・フルシアンテとともに新世代3大ギタリストのひとりとして、また世界最高峰のスライド・ギター奏者として人気を博してきたデレク・トラックス。その彼が妻であるブルース・シンガー&ギタリストのスーザン・テデスキと結成した大所帯バンド(2016年現在メンバーは総勢10名)。もともとはデレク・トラックス&スーザン・テデスキ・バンドと名乗っていたが、2011年3月にテデスキ・トラックス・バンドに変更。その後6月に発表されたグループとしての初アルバム『レヴェレイター』は、全米アルバム・チャートで15位にランクイン。ローリング・ストーン誌で4つ星を獲得し「傑作」と評され、第54回グラミー賞で最優秀ブルース・アルバムを受賞した。2012年5月には、『レヴェレイター』収録曲に加えて、ロックやリズム&ブルース、ゴスペルの名曲のカヴァーした2枚組ライヴ・アルバム『エヴリバディズ・トーキン』を発表。2013年8月には2年ぶりのオリジナル第2作『メイド・アップ・マインド』を発表。年間200日以上のツアーを展開している。ブルースの伝統に根ざしながらロック、ゴスペル、ジャズとさまざまなジャンルからの影響を受けた芳醇でグルーヴィーなサウンドと、スーザン・テデスキのソウルフルで力強いヴォーカル、そしてデレク・トラックスの圧倒的なギター・プレイと、多彩で懐の深い彼らの音楽は世界中のリスナーから絶賛されている。
テデスキ・トラックス・バンドの新録曲も収録!ブラインド・ウィリー・ジョンスンのトリビュート・アルバム
掲載: 2015年12月11日 10:45
更新: 2016年01月20日 18:00