ザ・コーラル、5年間の活動休止を経た通算7作目のアルバム
ザ・コーラルが5年間の活動休止を経て、通算7作目のアルバム『ディスタンス・インビトウィーン』をリリース。2010年の『バタフライ・ハウス』以来のオリジナル・アルバムとなる新作は、リヴァプールのパー・ストリート・スタジオにてリチャード・ターヴェイと共同プロデュースされ、収録曲の大半は生演奏の一発録音で、敢えて荒削りになっている。ザ・コーラルの初期のメンターであり、2014年に非業の死を遂げたデルタソニック・レーベルの社長アラン・ウィルズに捧げられた、新作『ディスタンス・インビトウィーン』は、リチャード・イェーツの本、アラン・ムーアのコミック、1980年代のおもちゃ、クラウトロックのコンピレーションのサウンド、マディー・ウォーターズの『エレクトリック・マッド』、グレゴリー・クルードソンのダークで美しい写真にインスピレーションを受けたザ・コーラルの世界へとリスナーをいざなう。