2014年「モーツァルト週間」~豪華メンバーによる弦楽五重奏曲全集(2DVD)
モーツアルトの誕生日1月27日に合わせてザルツブルクで開催される音楽祭『モーツアルト週間』。このDVDは2014年の同音楽祭で行われたモーツァルトの弦楽五重奏曲全曲演奏会の模様。モーツァルトの弦楽五重奏曲は、弦楽四重奏にヴィオラを1本追加した形式で作曲され、モーツァルトならではの美しい音楽は愉悦と幸福感に満ち溢れています。
演奏はいまをときめく弦楽奏者が集合。現代フランスを代表するヴァイオリニスト、ルノー・カピュソン。古楽奏法とモダン奏法のどちらの分野にも見事な表現力を示すアリーナ・イブラギモヴァ。ヴィオラの魅力を堪能できるフランスの名奏者ジェラール・コセ。1991年パリ出身、国際コンクールで頭角を現すなど期待の若手ヴィオラ奏者レア・エニノ。そしてハーゲン・カルテットの創設メンバーで現在の弦楽界を牽引するチェリスト、クレメンス・ハーゲンという大変豪華なメンバー。
モーツァルトは17歳の時に初めて弦楽五重奏曲第1番(K174)を作曲、そして第6番(K614)は亡くなる数ヶ月前に作曲されており、わずか6曲ですが生涯を通して書かれた編成となります。そのため全曲通して聴くと、新鮮で瑞々しい第1番、ト短調の憂いを称える美しい旋律が魅力の第4番、そして晩年特有の透明感や深みが発揮された第6番とモーツァルトの音楽の変遷を感じ取ることができます。さらに当代きっての実力奏者たちが奏でる音楽は、美しい響きや細やかな表情が随所に聴かれ、モーツァルトの深淵に迫るものとなっております。
(キングインターナショナル)
【収録曲】
モーツァルト:弦楽五重奏曲全集
<DVD1>
弦楽五重奏曲第1番 変ロ長調 K.174
弦楽五重奏曲第6番 変ホ長調 K.614
弦楽五重奏曲第4番 ト短調 K.516
<DVD2>
弦楽五重奏曲第2番 ハ短調 K.406
弦楽五重奏曲第5番 ニ長調 K.593
弦楽五重奏曲第3番 ハ長調 K.515
【演奏】
ルノー・カピュソン(第1ヴァイオリン)
アリーナ・イブラギモヴァ(第2ヴァイオリン)
ジェラール・コセ(第1ヴィオラ)
レア・エニノ(第2ヴィオラ)
クレメンス・ハーゲン(チェロ)
【収録】
2014年1月29、30日 ザルツブルク、モーツァルテウム大ホール(ライヴ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年02月08日 18:00