キース・ジャレット、CD4枚組豪華BOXの新作『A Multitude Of Angels』
私はこの数ヶ月、幾度となくこれらのコンサートを聴き、これらが
私のキャリアの“頂点”を代表するものだと信じている。
― キース・ジャレット
1996年末からの休養直前、イタリアで行われたソロ・ツアー。70年代から続いた長時間2セット+アンコールという、キースによる完全即興ソロ・ピアノ公演の原点ともいうべきスタイルの最後の記録。
このツアーでの演奏は、過去海賊版などでのリリースもない、純然たる新譜で、さらに過去のキース・ジャレットのディスコグラフィーと、慢性疲労症候群の予兆に苦しみながら現地でレコーディングしたことなど本人によるライナーノーツが収録されたCD4枚組の豪華ボックス仕様。
Keith Jarrett『A Multitude Of Angels』
Disc1
1 パートⅠ(モデナ、テアトロ・コムナーレ)
2 パートⅡ(モデナ、テアトロ・コムナーレ)
3 ダニー・ボーイ
Disc2
1 パートⅠ(フェラーラ、テアトロ・コムナーレ)
2 パートⅡ(フェラーラ、テアトロ・コムナーレ)
3 アンコール(フェラーラ、テアトロ・コムナーレ)
Disc3
1 パートⅠ(トリノ、テアトロ・レジオ)
2 パートⅡ(トリノ、テアトロ・レジオ)
Disc4
1 パートⅠ(ジェノヴァ、テアトロ・カルロ・フェリーチェ)
2 パートⅡ(ジェノヴァ、テアトロ・カルロ・フェリーチェ)
3 アンコール(ジェノヴァ、テアトロ・カルロ・フェリーチェ)
4 虹の彼方に
タグ : ジャズ・ピアノ
掲載: 2016年10月31日 15:15