20世紀前半期に活躍したヴァイオリニスト、フーベルマンによるベートーヴェンの名演
近代ヴァイオリン奏法はアウアーによって切り開かれ、偉大なるヤッシャ・ハイフェッツによって頂点に達し、解釈は違ってもそれらの奏法は現代に受け継げられています。しかしもはや駆逐されたかにみえる“旧世代”の奏法から醸し出される音色にも、抗いがたい魅力があるのは間違いありません。20世紀前半期に活躍したフーベルマンはまさにそうしたヴァイオリニストの代表ともいえましょう。SP時代の世界的名ヴァイオリニストでもあるフーベルマンが1930年年代に残したベートーヴェンの名演が、オリジナル・マスターからの24bit/96kHzリマスターで蘇ります。
(ワーナーミュージック)
【収録曲目】
ベートーヴェン
ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.61
ヴァイオリン・ソナタ第9番イ長調Op.47「クロイツェル」
【演奏】
ブロニスラフ・フーベルマン(ヴァイオリン)
ジョージ・セル(指揮)
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
イグナーツ・フリードマン(ピアノ)
【録音】
1934年(ヴァイオリン協奏曲)
1930年(ヴァイオリン・ソナタ第9番「クロイツェル」)
(モノラル)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2016年12月27日 00:00