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ソコロフの貴重な協奏曲録音にドキュメンタリーDVDをプラス!モーツァルト&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲ライヴ

ソコロフの協奏曲ライヴ

1950年、ロシア生まれの伝説的ピアニスト、グリゴリー・ソコロフの未発表協奏曲録音と映像の登場です。
彼は5歳でピアノを始め、レニングラード音楽院に入学、12歳でリサイタルを開き、16歳の時には第3回チャイコフスキー国際コンクールで優勝。しかし当時のソ連情勢により、国外での演奏旅行がなかなか許可されず、幻の存在として知られた人です。1980年代後半に、ようやく国際的な演奏活動ができるようになり、以来彼は「並外れた高潔さとすばらしい個性、深い洞察力に基づく演奏で世界中のピアノ音楽愛好家たちの心を奪い続けている」。と言われています(ただし、残念なことに、日本には1990年代以降は来日していません)。この録音は1995年にロンドンで録音されたラフマニノフと、2005年にザルツブルクで録音されたモーツァルトの2曲。最近のソコロフは、もはやオーケストラと共演する事は無く、これらの2曲は音楽ファンにとって待望のリリースといえましょう。昨年、2008年のザルツブルクで開催されたリサイタルが発売された際にも、大きな話題となりましたが、今回のコンチェルトは更に独特な彼の音世界を楽しむことができます。そして彼の芸術とバイオグラフィーを振り返るドキュメンタリー映像が、ボーナスDVDとして組み合わされています。彼はインタビューをほとんど受ける事がありませんが、映画監督のナディア・ジダーノワは特別に不可能を可能に変え彼の映像を撮影、彼の身近な友人や音楽仲間へのインタビュー、そしてソコロフが個人的に所有していた映像も含まれています。1966年にチャイコフスキー国際コンクールで優勝した場面などもちりばめ、彼の人生とその内面を掘り下げる映像作品はソコロフの妻イナ・ソコロワに捧げられています。また、ドキュメンタリーとブックレットにはソコロワの詩も掲載されています。
(ユニバーサル・ミュージック)

収録予定
【CD】
1) モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調K.488
2) ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調Op.30,
【演奏】
グリゴリー・ソコロフ(ピアノ)
トレヴァー・ピノック(指揮)マーラー室内管弦楽団 (1)
ヤン・パスカル・トルトゥリエ(指揮)BBCフィルハーモニー管弦楽団(2)
【録音】
2005年1月30日、ザルツブルク、モーツァルテウムでのライヴ(1)
1995年7月27日、ロンドン、ロイヤル・アルバート・ホールでのライヴ(2)

カテゴリ : ニューリリース

掲載: 2017年01月12日 12:00