ラファウ・ブレハッチ、自然体、かつ、確固たる信念に裏打ちされたバッハ
さりげなく凄い。ブレハッチの心洗われるバッハ。「最高のピアニスト」BBC Music Magazine. 2005年ショパン国際ピアノ・コンクールの優勝と副賞の全てを総なめにした完全覇者、ブレハッチ。
「私の最も古い音楽的な思い出は教会でオルガンを聴いたことで、私はオルガンに魅了されました」と語る彼は、5歳でピアノを始める前、4歳から町の教会でオルガンを弾き始めました。現在でも時間が許せば教会でオルガンを弾くという彼にとってのみならず、全ての音楽家にとって特別な存在であるバッハを初録音。
オルガンを弾くという経験が、そして彼自身のピアニストとしての美点が滋味溢れる、ありのままのバッハの本質をストレートに表現しています。イタリア協奏曲、パルティータ、幻想曲とフーガ、ヘス編曲の「主よ、人の望みの喜びよ」といった人気作品が1枚に収まった素晴らしい収録内容です。
2016年のサバティカル休暇中に哲学の博士号を取得したブレハッチは、2017年にはアメリカ、スペイン、ドイツ、スイス、オーストリア、カナダ、フランス、他、公演予定が目白押し、日本でも秋に全国ツアーを予定しています。
(ユニバーサルミュージック)
【収録曲目】
J.S.バッハ:
イタリア協奏曲 BWV971
パルティータ第1番変ロ長調BWV825
4つのデュエットBWV802-805
パルティータ第3番イ短調BWV827
幻想曲とフーガイ短調BWV944
主よ人の望みの喜びよBWV147
【演奏】
ラファウ・ブレハッチ(ピアノ)
【録音】
2015年2月 ベルリン(イタリア協奏曲、パルティータ第3番、主よ人の望みの喜びよ)
2012年1月 ハンブルク(パルティータ第1番、4つのデュエット、幻想曲とフーガ)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年01月12日 00:00