ヴァン・クライバーン国際コンクール第2位の実力派!ベアトリーチェ・ラナが“ゴルトベルク変奏曲”を録音
ベアトリーチェ・ラナは、1993年にイタリアの音楽一家に生まれ、4歳から音楽の勉強を始めます。9歳の時にバッハのヘ短調協奏曲のソリストとしてオーケストラと共演し、12歳の時には非常に早熟な才能を認められ、イタリアの権威ある奨学金を授与されました。モノポリーのニーノ・ロータ音楽院でベネデット・ルーポに指導を受け、16歳でピアノの学位を取得します。2011年のモントリオール国際コンクールに入賞、他にも多くのコンクールで受賞し、2013年6月にはヴァン・クライバーン国際コンクールで2位と聴衆賞を獲得。これが彼女の知名度を決定的にしました。すでに世界中のオーケストラと共演し、多くのホールでリサイタルを行っています。
2015年、パッパーノ指揮による《チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番、プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番》のワーナーからの第1弾デビュー盤は、世界各国で高評価を得ています。今回の第2弾は、あえて名演奏の多い『バッハ:ゴルトベルク変奏曲』を選んだところに、彼女の野心が感じられます。繊細な主題のアリア、鮮やかでアグレッシブ、リリカルさ、小気味よく、考え抜かれたリズムの崩しが、『バロック+モダン・ピアノ』という最先端の演奏とも感じられるはずです。
2017年4月来日、NHK交響楽団との共演(ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番)と、4月25日トッパン・ホールでのリサイタルが予定されています。
(ワーナーミュージック)
【曲目】
J.S.バッハ:
ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
【演奏】
ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ)
【録音】
2016年11月、ベルリン、テルデックス・スタジオ
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年02月07日 00:00