サンフランシスコ・バレエによるプロコフィエフの“ロミオとジュリエット”
ニューヨークにあるリンカンセンターとの共同プロジェクト「リンカーン・センター・アット・ザ・ムーヴィーズ」。アメリカでは定着しつつあるバレエの映画館上映。これまでに「バレエ・ヒスパニコ」、「アルヴィン・エイリー・アメリカン・ダンスシアター」などを手がけており、今回はアメリカ最古のバレエ団サンフランシスコ・バレエによる「ロミオとジュリエット」が収録されました。
同団の芸術監督で振付も担当しているヘルギ・トマソンは、1985年の就任以来30年以上も同団を率いており、長年安定した水準のダンサーを揃え、知性溢れる洗練された演出で世界中のバレエ・ファンを魅了しています。ロイヤル・バレエ・スクール出身のソリスト山本帆介や恵まれた長身と音楽性で際立った存在感を見せた石原古都など日本人ダンサーも活躍しています。
ヘルギ・トマソン版の「ロミオとジュリエット」は1994年のプレミエ以来サンフランシスコ・バレエでも人気の高い演目で、シェイクスピアの名台詞をまさに体現するような崇高かつ情熱的な振り付けは、悲恋を描いた不朽の名作にふさわしいもの。
今回はマリア・コチェトコワとダヴィット・カラペティアンの二人のプリンシパル・ダンサーが出演。小柄ながら圧倒的な跳躍力と表現力を持つロシア出身のマリア・コチェトコワ。優雅な佇まいと巧みな演技力に定評のあるダヴィット・カラペティアン。古典的な演出と上質なダンサーたちによって繰り広げられる王道バレエを堪能することができます。
(キングインターナショナル)
【曲目】
プロコフィエフ:
バレエ「ロミオとジュリエット」
【演奏】
サンフランシスコ・バレエ
プリンシパル・ダンサー:
マリア・コチェトコワ、ダヴィット・カラペティアン
マーティン・ウェスト(指揮)
サンフランシスコ・バレエ管弦楽団
芸術監督&振付:ヘルギ・トマソン
【収録】
2015年5月7日、戦勝記念オペラハウス、サンフランシスコ
リンカーン・センター・アット・ザ・ムーヴィーズ
エグゼクティヴ・プロデューサー:アンドリュー・カール・ウィルク
監督:マシュー・ダイヤモンド
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年03月09日 00:00