2017年本屋大賞受賞!恩田陸『蜜蜂と遠雷』の世界を彩る音楽がCD化!『蜜蜂と遠雷 音楽集』(2枚組)
第156回直木賞を受賞した恩田陸による話題作『蜜蜂と遠雷』。累計販売部数30万部になろうとするこの小説は、3年毎に開催される国際ピアノコンクールを舞台に、才能ある若者たちが「音楽を競うこと」に逡巡しながらも、大切なものを掴み取っていくという物語です。もちろん大きなファクターとなるのは、彼らが演奏する音楽。彼らが演奏する曲を聴くことで、臨場感が増すだけでなく、この迫真の物語が現実のものとなり、全ての登場人物に拍手を贈りたくなるでしょう。たった一人で演奏する第1次予選から第3次予選、大人数のオーケストラと立ち向かわなくてはならないファイナルと、ストーリーに沿った選曲が物語を盛り上げます。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】(“/”以下は小説内の登場人物)
DISC1(第1次予選~第3次予選 演奏曲)
ショパン:バラード第2番 / 高島明石(第1次)
リスト:メフィスト・ワルツ第1番 / マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(第1次)
バッハ:平均律クラヴィーア曲集第1巻第1番 / 風間塵(第1次)
バラキレフ:イスラメイ / 風間塵(第1次)
ベートーヴェン:ソナタ第26番「告別」第1楽章 / 栄伝亜夜(第1次)
ショパン:練習曲「黒鍵」 / 高島明石(第2次)
ラフマニノフ:練習曲集「音の絵」より Op. 39-6 / マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(第2次)
リスト:「2つの伝説」より「小鳥に説教するアッシジの聖フランチェスコ」 / 風間塵(第2次)
ラヴェル:ソナチネ 第1楽章 / 栄伝亜夜(第2次)
バルトーク:ピアノ・ソナタ 第1楽章 / マサル・カルロス・レヴィ・アナトール(第3次)
サティ:ジュ・トゥ・ヴ(あなたが欲しい) / 風間塵(第3次)
メンデルスゾーン:無言歌集 第5巻「春の歌」 / 風間塵(第3次)
ドビュッシー:喜びの島 / 栄伝亜夜(第3次)
DISC2(ファイナル 演奏曲)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 第1楽章 / キム・スジョン
ショパン:ピアノ協奏曲第1番 第2楽章 / フレデリック・ドゥミ
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番 第1楽章 / マサル・カルロス・レヴィ・アナトール
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 第2楽章 / チョ・ハンサン
バルトーク:ピアノ協奏曲第3番 第1楽章 / 風間塵
プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第2番 第4楽章 / 栄伝亜夜
*演奏家の表記は物語に沿っています。
【演奏】(実際の演奏家)
ピアノ:ボリス・ギルトブルグ、ベルント・グレムザー、エルダー・ネボルシン、クンウー・パイク ほか
管弦楽:ポーランド国立放送交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団 ほか
指揮:アントニ・ヴィト ほか
【内容紹介】
『蜜蜂と遠雷』(幻冬舎刊)は、第156回直木三十五賞を受賞し、2017年本屋大賞にもノミネートされたことで注目を集めている恩田陸氏の小説。ピアノコンクールを舞台に繰り広げられる群像劇は、文芸ファンはもとより、多くの音楽ファンの共感を呼んでいます。
「蜜蜂と遠雷 音楽集」は、小説の登場人物たちがコンクールで演奏する楽曲から、物語の核となる19曲を厳選したコンピレーションアルバム。読書の楽しみを大きく広げる楽曲の数々のみならず、著者・恩田陸氏による書き下ろしエッセイ、小説の装丁を担当した鈴木成一氏によるデザイン、この小説をメディアで推薦した音楽評論家・青澤隆明氏による楽曲解説など、直木賞受賞後もなお反響が続くこの小説をより深く味わえる要素満載の、ファン必携アイテムです。
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年04月11日 00:00