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ファビオ・カラムルー (Fabio Caramuru) 傑作ピアノ小曲集『Do Re Mi Fon Fon』登場

Fabio Caramuru

 

ブラジルのピアニストFabio Caramuruが失われゆく童謡とフィールドレコーディングをミックスしたピアノ小曲集。

アントニオ・カルロス・ジョビンの秀逸な解釈を見せたジョビン生誕90周年記念作「Tom Jobim」に続き、ブラジル・サンパウロのピアニストFabio Caramuruの知られざる傑作が発掘!

「Do Re Mi Fon Fon ~27のブラジルの童謡」は、かつて幼少時代の一部としてブラジルの子供たち誰もが知っていた童謡にフォーカス。新たなアレンジによって時代の波の中で忘れ去られていた童謡のメロディの豊かさを再提示するFabio Caramuruの温もり溢れる軽快なピアノに、同国のマルチメディアアーティストBeth Bentoが雨、子供の声、動物、そして都市や農村の多くの音、サンバのリズムなどのフィールドレコーディングを加え、繊細なサウンドデザインを施した傑作。ブラジルの子供たちが描いたスケッチを用いたメモリーカードを付属し、記憶の彼方にある子どもの世界へと誘うイマジネイティヴなサウンドスケープです。

 

 

【about Fabio Caramuru】
ブラジル・サンパウロ出身のピアニスト。80年代にフランス政府のスカラシップを受け、アルフレッド・コルトーの門下生にして、かのガブリエル・フォーレのお気に入りとして知られた伝説的な女性ピアニストMagda Tagliaferroに師事する。ジョビンの研究によりサンパウロ大学で修士号を取得、ブラジル国内にてジョビンの偉大なる専門家の一人として知られることとなる。Caramuruは映画、演劇、ダンスなど様々な分野で活動し、革新的なプロジェクトを進めている。flauより昨年リリースされ、ロングセラーを続ける「EcoMusica - ブラジルの動物達とピアノの対話」、アントニオ・カルロス・ジョビンのカバー集「Tom Jobim」がいずれも好評を博している。

 

掲載: 2017年06月06日 18:27