ライアーズ(Liars)、約3年振り通算8枚目となるニュー・アルバム『TFCF』をリリース
2000年にNYブルックリンで結成され、ヤー・ヤー・ヤーズらと共にポスト・パンク新世代の旗手として2000年代のブルックリン・シーンを牽引。現在はアンガス・アンドリューのソロ・プロジェクトとして活動しているライアーズが、通算8枚目となるニュー・アルバム『TFCF』をリリース。
2001年の破天荒なポスト・パンクのデビュー作から、狂気的なエレクトロ作となった前作『Mess』(2014年)まで、一貫して作品ごとに全く違ったコンセプトでアルバムをリリースし、そのいずれの作品も高い評価を獲得してきたライアーズ。通算8作目となる本作は、アンガス・アンドリューが生まれ育ったオーストラリアで行われた。これまで封印してきたサンプラーの多用とアコースティック・ギターを大胆に取り入れることに没頭。シドニーから離れた場所で、車もなく、あるのは雨水と浄化槽だけという国立公園の中という、前作までレコーディングしてきたブルックリン、ベルリン、LAといった騒々しい大都市と比べると、全く逆の環境で制作されている。日本盤にはボーナス・トラック1曲を収録、歌詞対訳付き。
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掲載: 2017年07月07日 12:05