クレール=オブスキュール・サクソフォン四重奏団の『ヒンデミット:サクソフォン作品集』
ヒンデミットにはサックスが良く似合う!
19世紀に考案された比較的新しいクラシック楽器であり、豊かな音色と幅広い表現力を持つサクソフォン。このCDのテーマであるヒンデミットは1920年代にサクソフォンに魅せられ、この楽器のために作品を残しました。編曲物も含めてヒンデミットの音楽とサクソフォンの関わりを探るアルバムです。
なかなかお目にかかれない作品ばかりで、『4つのホルンのためのソナタ』『旧友』は世界初録音。サクソフォンならではの語り口、色合いにご注目ください。
クレール=オブスキュール・サクソフォン四重奏団はサクソフォンのためのクラシック作品に力を注いでおり、そのレパートリーは膨大。オリジナル作品の他、ピアノ曲や弦楽四重奏曲を意欲的にサクソフォンのために編曲し、楽器の可能性を見せつける活動をしています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
ヒンデミット:
1.4つのホルンのためのソナタ(サクソフォン四重奏版)
2.ピアノ、ヴィオラとヘッケルフォンまたはテナーサックスのための三重奏曲Op.47
3.2つのアルトサクソフォンのためのコンチェルトシュトゥック
4.アルトホルンとピアノのためのソナタ 変ホ調(アルトサックス版)
5.小さなエレクトロミュージシャンのお気に入り(サクソフォン三重奏版)
6.フランケンシュタインの怪物のレパートリー(サクソフォン四重奏版)
7.詩人と農夫(サクソフォン四重奏版)
8.旧友(サクソフォン四重奏版)
【演奏】
クレール=オブスキュール・サクソフォン四重奏団
バーバラ・ブントロック(ヴィオラ)
ロベルト・コリンスキー(ピアノ)
フローリアン・フォン・ラドヴィッツ(ピアノ)
【録音】
2016年5月9-12日、7月14日
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年07月19日 00:00