サクソフォン五重奏団「ブリンドマン(BL!NDMAN)」最新作2タイトルはJ.S.バッハとヘンデル!
J.S.バッハ:32 FOOT – サクソフォン五重奏アレンジによるオルガン作品集
サクソフォン五重奏団「BL!NDMAN」による、バッハのオルガン作品をサクソフォン五重奏に編曲したプログラム。サクソフォン奏者でベルギーの作曲家でもあるエリック・スレイヒムの提唱で結成されたアンサンブルで、これまで20枚以上のアルバムを発表している実力グループ。クラシックの演奏は活動の極一部に過ぎず、ジャンルを超え、他ジャンルとの融合なども行っています。
BL!NDMANの近代楽器であるサクソフォンを使ったバッハへのアプローチは、正確な模倣ではなく、改革の転換を目指しています。これまでBL!NDMANは、古い音楽に新たな光を当てるサクソフォンサウンドの追及を重ねてきました。その中心は音色であり、その音色が意識的に人間の生身、つまり人の声の影響を受けているのと同様です。バッハの時代、オルガンは巨大なシンセサイザーのようであり、無数の色彩と可能性を備えた「楽器の王様」でありました。多音の音楽を演奏するために、演奏者はストップを駆使することにより、音の組織を完全に追跡することができました。カルテットは、ソプラノ、アルト、テノール、バリトンの各サクソフォンの非常に特殊なスペクトルを利用して、この差別化を達成することができます。オルガン作品を手掛けるとき、高音域または低音域が個々のサックスの音域の手の届かないところにいるメロディにいつも直面しています。特にペダルが担当する32フィートの超低域では、Tubax(チューバックス:コントラバスサクソフォン)を使用し、強力に構築された建物のように演奏を行っています。演奏のレスポンスと響きは、モチーフやメロディがリレーのように伝わり、エキサイティングなバッハ像を描き出しています。
(ワーナーミュージック)
【収録予定曲】
J.S.バッハ:
1) ペダル練習曲 ト短調 BWV.598
2) パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV.582 より パッサカリア
3) トリオ ニ短調 BWV.583
4-6) トッカータ、アダージョとフーガ ハ長調 BWV.564
7-8) 前奏曲とフーガ ト短調 BWV.535
9) 前奏曲とフーガ ハ短調 より 前奏曲
10-14) 協奏曲第5番 ニ短調 BWV.596(原曲:ヴィヴァルディ)
15) 小フーガ ト短調 BWV.598
16) オルガンコラール「ああいかにはかなき、いかに空しき」BWV.644
【演奏】
BL!NDMAN
[Koen Maas(ソプラノ・サクソフォン)、Roeland Vanhoorne(ソプラノ&アルト・サクソフォン)、Piet Rebel(テナー・サクソフォン)、Raf Minten(バリトン・サクソフォン)、Eric Sleichim(チューバックス)]
【録音】
2013年9月
ヘンデル:ウォーター&ファイヤー
サクソフォン五重奏団「BL!NDMAN」の最新作は、ヘンデルの名曲「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」を中心としたプログラム。サクソフォン奏者でベルギーの作曲家でもあるエリック・スレイヒムの提唱で結成されたアンサンブルで、これまで20枚以上のアルバムを発表している実力グループ。クラシックの演奏は活動の極一部に過ぎず、ジャンルを超え、他ジャンルとの融合なども行っています。このアルバムはエリック・スレイヒムと、オルガン奏者ライツェ・スミッツの共同編曲となっており、サクソフォン五重奏+オルガンによる、ゴージャスなサウンドを創り出しています。このユニークな編成では、ヘンデルのオーケストラのスコアの特徴が強調され、楽器のダイナミクスだけでなく、より幅広い音域などを駆使し素晴らしくミックスされます。
(ワーナーミュージック)
【収録予定曲】
1) ヘンデル:『水上の音楽』より抜粋
2) ルベル:『四大元素』より「カオス」
3) メシアン:『主の降誕』より「御言葉」
4) ヘンデル:『王宮の花火の音楽』より抜粋
【演奏】
BL!NDMAN
[Koen Maas(ソプラノ・サクソフォン)、Pieter Pellens(ソプラノ・サクソフォン)、 Eric Sleichim(アルト・サクソフォン)、Piet Rebel(テナー・サクソフォン)、Raf Minten(バリトン・サクソフォン)]
ライツェ・スミッツ(オルガン)
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年07月28日 00:00