モディリアーニ弦楽四重奏団、新たなメンバーを迎えた初めての録音はシューマンの“弦楽四重奏曲全集”
モディリアーニ弦楽四重奏団、シューマンで聴かせる緻密なアンサンブル
2003年に結成されたモディリアーニ弦楽四重奏団。ラ・フォル・ジュルネ音楽祭などでも来日を重ね、みずみずしい音楽と濃密なアンサンブルでファンを大いに増やしています。2016年、第一ヴァイオリンのベルナール・フィリップが肩および右上腕部の筋肉をいため、演奏家としてのキャリアをストップさせることを決断。フランス放送フィルハーモニー管弦楽団のコンサート・マスターを務めていた旧知の友人、アムリ・コエイトーを新メンバーに迎え、新たな飛躍が期待されています。2017年にはベルリン・フィルハーモニーや、カーネギー・ホールでのデビューも決まっています。
本録音は、新たな4人のメンバーによる初めてのセッション録音。シューマンの名曲3曲を収録しています。シューマンが重んじた先人たちの様式とロマン派の表現が高い次元で融合した作品で、モディリアーニ弦楽四重奏団の新たなメンバーたちはこれまで以上に濃密で息の合ったアンサンブルを展開しながら、それぞれが高貴な歌を奏でています。
(キングインターナショナル)
【曲目】
シューマン:弦楽四重奏曲集
第1番 イ短調 Op.41-1
第2番 ヘ長調 Op.41-2
第3番 イ長調 Op.41-3
【演奏】
モディリアーニ弦楽四重奏団
アムリ・コエイトー(ヴァイオリン/1733年製グァダニーニ)
ロイック・リョー(ヴァイオリン/1734年製アレッサンドロ・ガリアーノ)
ローラン・マルフェング(ヴィオラ/1660年製マリアーニ)
フランソワ・キエフェル(チェロ/1706年製マッテオ・ゴフリラー”ex=Warburg”)
【録音】
2017年4月、フランス
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年10月05日 00:00