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三宅純(JUN MIYAKE)、失われた記憶をめぐる幻想と覚醒の三部作『Lost Memory Theatre』完結編

掲載: 2017年11月30日 10:09

JUN MIYAKE

photo by Jean-Paul Goude

 

「人々の失われた記憶が流れ込む劇場がどこかにあったとすれば、そこではどんな音楽が流れているのだろう?」―そんな着想を得てから16年をかけて具現化した『Lost Memory Theatre act-1』が発表されたのは、2013年のこと。記憶の迷宮を彷徨うかのような強烈な音楽体験をリスナーにもたらした同作は、フランスやドイツの音楽誌で「音楽批評家大賞」「年間ベストアルバム賞」などを受賞し、ジャイルス・ピータソンが英BBCで特番を組むなど、世界中で大絶賛と共に迎えられた。翌2014年には、さらなる記憶の深部へと探求を進めた同「act-2」を発表。Lost Memory Theatreは三宅が自ら「ライフワーク」と位置付けるプロジェクトにまで発展する。

そして今、シリーズ完結編となる「act-3」がここに完成した。アート・リンゼイ、リサ・パピノー、コスミック・ヴォイセズ等、三宅サウンドに欠かせないコラボレーター陣はもちろん、ギリシャの国民的歌手ディミトラ・ガラーニや、ピナ・バウシュのカンパニー創設期から活躍したナザレット・パナデロ(ダンサー)やメヒティルド・グロスマン(女優)といったレジェンド達の声、さらにはブラジル音楽界の新鋭ブルーノ・カピナンなどの若き才能もフィーチャー。実に多彩かつ個性的なキャスティングによって上演される幻想と覚醒の戯曲は、全19曲という大作に仕上がった。制作期間中にこの世を去った宮本大路やレミ・コルパ・コプールの生前の「ヴォイス」を随所にコラージュすることで、三宅は作品により重層的な「記憶」を刻印している。果たしてこの第3幕で、三宅純は聴衆をどんな異世界へと誘ってくれるのか…? 今、三度幕は開かれる。Lost Memory Theatreで目撃した鮮烈なる他者の記憶の数々は、今宵あなた自身の記憶となり、終幕後も心の奥深くで静かに帯電し続けるに違いない。

<Guest Musician>
アート・リンゼイ、リサ・パピノー、コスミック・ヴォイセズ、ディミトラ・ガラーニ、ブルーノ・カピナン、ピーター・シェラー、メルヴィン・ギブス、ヴィニシウス・カントゥアーリア、ナザレット・パナデロ、メヒティルド・グロスマン、ダファー・ユーセフ、ヴァンサン・セガール、宮本大路、渡辺等、伊丹雅博、佐藤芳明、勝沼恭子など