驚きの4台ピアノ連弾!ガーシュウィン・ピアノ・クァルテット『Transatlantiques』
[gershwinpianoquartet 公式チャンネルより]
スイスのピアニスト、アンドレ・デポンによって結成された"ガーシュウィン・ピアノ・クァルテット"のソニー・クラシカル第一弾アルバム
ジョージ・ガーシュウィンの音楽に新たな光を当てることをモットーに、スイスのピアニスト、アンドレ・デポンによって1996年に結成されたガーシュウィン・ピアノ・クァルテットのソニー・クラシカル第一弾アルバムです。
スイス人もしくはスイス在住のピアニストが結集したこのクァルテットのレパートリーはグループ名に擁くガーシュウィンの音楽にとどまらず、ストラヴィンスキー「ペトルーシュカ」、ラヴェル「ラ・ヴァルス」など、ガーシュウィンと同世代の作曲家の作品も含まれています。すでにヨーロッパ、南米、カナダ、中国、中東などで演奏会を開催し、大きな成功を収め、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン、ルツェルン、アテネ、ルールなど数多くの音楽祭にも招かれています。
彼らの特徴は、クラシックとジャズ、クラシック・バレエ、ブロードウェイなどの多ジャンルを自由に往来するコラボレーションも行っていること。その姿勢がこのファースト・アルバムにも反映されていいます。
まずアルバム前半では、ロシアの作曲家による作品で構成し、十八番のガーシュウィンを挟んでバーンスタイン「ウエスト・サイド・ストーリー」につなげています。しかもアンコール風に、ボーナストラックとして、マイケル・ジャクソンの「Bad」が収録されているのも聴きどころ。鍵盤を縦横無尽に駆け回る超絶技巧の連続でお届けします
(ソニーミュージック)
【曲目】
1.ラフマニノフ:『ヴォカリーズ』
2.ラフマニノフ:『組曲第2番』より「タランテッラ」
3-8.チャイコフスキー:『くるみ割り人形』より「小序曲」「冬の松林」「葦笛の踊り」「花のワルツ」「行進曲」「トレパーク」
9-11.プロコフィエフ:『キージェ中尉』より「キージェの誕生」「ロマンス」「トロイカ」
12-19.ガーシュウィン:『ポーギーとベス』によるファンタジー
20-26.バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より歌とダンス
27.マイケル・ジャクソン:『バッド』
【演奏】
ガーシュウィン・ピアノ・クァルテット(ピアノ&編曲)
[Andre Desponds、Stefan Wirth、Benjamin Engeli、Mischa Cheung]
【録音】
2016年7月、スイス、チューリヒ芸術大学
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2017年12月22日 00:00