アルド・チッコリーニがネゼ=セガン&ロンドン・フィルと共演したモーツァルトとラフマニノフのピアノ協奏曲!
チッコリーニ、LPOとの最後のモーツァルト!
20世紀を代表するピアニストの一人、アルド・チッコリーニ。フランス音楽のスペシャリストであると同時に、リスト作品の解釈でも名高く、亡くなる直前まで活発な演奏活動を行ったことで知られます。
このLPOとの最後の共演となったモーツァルトと、その2年前のラフマニノフも、揺るぎない技巧と音楽性が遺憾なく発揮されており、録音当時80歳半ばであったとは思えないほどの若々しい演奏に驚くばかりです。
2作品の指揮をしているのは、2008年からLPOの首席客演指揮者に就任したヤニック・ネゼ=セガン。心を込めたラフマニノフも素晴らしい出来栄えですが、モーツァルトではチッコリーニの洗練されたピアノをサポートしつつ、さらに新鮮で闊達な演奏を繰り広げてており、指揮者とピアニスト、オーケストラの良好な関係が伺えます。
(ナクソス・ジャパン)
【曲目】
モーツァルト(1756-1791):ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K466
1.第1楽章:Allegro
2.第2楽章:Romanza
3.第3楽章:Rondo:Allegro assai
ラフマニノフ(1873-1943):ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
4.第1楽章:Moderato
5.第2楽章:Adagio sostenuto
6.第3楽章:Allegro scherzando
【演奏】
アルド・チッコリーニ(ピアノ)
ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
2011年10月12日 ライヴ録音…1-3
2009年5月27日 ライヴ録音…4-6
Southbank Centre's Royal Festival Hall London
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年02月14日 00:00