ソプラノのヌリア・リアルとリコーダー奏者モーリス・シュテーガーが共演!『バロック・ツィッター』
[参考映像:Menuhinfestival 公式チャンネルより]
このアルバムのタイトル「Twitter」は「小鳥のさえずり」の意味。古楽の歌姫として注目されているバルセロナ生まれのソプラノ、ヌリア・リアルと、全身で音楽を表現するリコーダー奏者、モーリス・シュテーガーによる声とリコーダーの対話的なアリアを中心としたものです。
ボローニャ大学を卒業し、17世紀と18世紀のイタリア音楽研究家ジョヴァンニ・アンドレア・セッチが、鳥のさえずりのようなアリアとバロック協奏曲を研究している間に発見された非常に珍しい作品が収録されています。夢、遊び心、愛について、自然の美しさなどが歌詞と音楽で表現された壮大なアリアを、ヌリア・リアルの穏やかな美しい歌唱、スティーガーの高尚で圧倒的な笛での語りは、繊細に、時に官能的にからまり、魅惑のデュエットの世界が展開されています。
(ソニーミュージック)
『バロック・ツィッター』
【曲目】
1. アンドレア・ステファノ・フィオーレ:歌劇『エンジェルベルト』より「Usignolo che col volo」
2. レオナルド・ヴィンチ:歌劇『タウリスのイフィゲニア』より「Rondinella che dal nido」
3. フランチェスコ・ガスパリーニ:歌劇『運命の予言』より「Bell'augelletto che vai scherzando」
4-7. フランチェスコ・マンチーニ:ソナタ 第14番 ト長調
8. ピエトロ・トッリ:歌劇『ニコメーデ(ニコメデス)』より「Amorosa rondinella」
9. トマゾ・アルビノーニ:歌劇『エラクレーア』より「Zeffiretti che spirate」
10. ヨハン・アドルフ・ハッセ:歌劇『捨てられたディド』より「L'augelletto in lacci stretto」
11-13. シャルル・デュパール:協奏曲 イ短調 ICD.2
14. アントニオ・ヴィヴァルディ:歌劇『ポントスの女王アルシルダ』より「Quell'usignolo ch'al caro nido」
15. アレッサンドロ・スカルラッティ:歌劇『愛の園』より「Più non m'alletta e piace」
16-18. アントニオ・ヴィヴァルディ:リコーダー協奏曲 ヘ長調 RV.442
【演奏】
ヌリア・リアル(ソプラノ)
モーリス・シュテーガー(リコーダー)
バーゼル室内管弦楽団
【録音】
2017年7月, フランス、ゲブヴィレール、Les Dominicains de Haute-Alsace
カテゴリ : ニューリリース
掲載: 2018年03月20日 00:00