ドラゴンフォース(DRAGONFORCE)、現シンガーのマーク・ハドソン加入後初のアルバムとなった『ザ・パワー・ウィズイン』のリミックス&リマスター版が登場
※イメージは前作のものになります。
今や押しも押されもせぬ存在となったメタル・バンドDRAGONFORCEが、2012年にリリースした5枚目のアルバム『THE POWER WITHIN』。この作品が、リミックス&リマスターを施され、タイトルや装いも新たに『RE-POWERED WITHIN』として再登場。
■新ヴォーカルでの第1弾
オリジナルの「THE POWER WITHIN」は、現シンガーであるマーク・ハドソンが加入後最初のアルバムであった。当時無名で実力未知数のマークにファンは期待と不安が入り混じっていたが、1曲目“Holding On”でのハイトーン・スクリームで安堵と興奮を感じたのである。つまり、『THE POWER WITHIN』はDRAGONFORCEの歴史の中で最も大きなターニング・ポイントとなったアルバムなのだ。
■リミックス&リマスターのアイディア
『THE POWER WITHIN』にリミックス&リマスターを施すアイディアは、『REACHING INTO INFINITY』発表直後に浮かんできたとのこと。オリジナルのミックスでは聞こえてこなかったサウンドが、この『RE-POWERED WITHIN』では現れている。リミックスとリマスターは、彼らの映像作品『IN THE LINE OF FIRE』のミックス&マスタリングも手掛けたダミエン・レイナウド。ダミエンは、BABYMETALとDRAGONFORCEがコラボした2015年のGolden Gods Awards受賞式典でのパフォーマンスのTV放送用ミックスも担当した。
ハーマン・リ(g)はこう語る。
「俺はパワー・アップした『RE-POWERED WITHIN』をとても気に入っている。直近の2枚のアルバムと同じ、より最新のプロダクションで楽曲をリミックスし、リマスタリングしたんだ。 その結果、よりクリアで強力なサウンドが生まれた。これまでよく聴こえなかった部分は引き出され、新たな興奮がさらに好きになった楽曲に注入されることにより、ファンの皆は音楽をより細部まで聴くことができるだろう」
■ボーナス・トラックを追加収録
当時『THE POWER WITHIN』には、iTunes Store限定のボーナス・トラックが存在した。今回『RE-POWERED WITHIN』には、それらボーナス・トラック、“Heart Of The Storm”のオルタネイティヴ・コーラス・ヴァージョンと、インストゥルメンタル曲“Avant La Tempête”を追加収録している。さらに日本盤ボーナス・トラックであった“Power Of The Ninja Sword”も、本作ではワールドワイドで収められることになった。
タグ : ハードロック/ヘヴィメタル(HR/HM)
掲載: 2018年04月11日 12:32