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レディオヘッド(Radiohead)のジョニー・グリーンウッド(Jonny Greenwood)、2003年ソロ・デビュー作がデジタル・リマスター再発

Jonny Greenwood

1993年のデビュー作『Pablo Honey』から6作目『Hail To The Thief 』(2003年作)までの10年間でロック・シーンの頂点に登り詰めたバンド、Radioheadのギタリストであり作曲家としても一目置かれる天才、Jonny Greenwood。本作は2003年に発表したイギリスのドキュメンタリー・フィルムのために録り下ろされたサウンドトラック盤であり、記念すべきソロ1作目となった『Bodysong』が新たにデジタル・リマスターされ<XL Recordings>よりリリース。 Radioheadの“Pyramid Song”を思い起こさせるメランコリーなピアノ・コードとストリングスのうねりが感傷的なアルバムの冒頭を飾る“Moon Trills”(M-1)。カオティックなポリリズム・トラック“Convergence”(M-6)から、レイドバックなドラム・ブレイクと緊張感のあるピアノ・ループが織りなすカジュアル・ボップ“Nudnik Headache”(M-7)。激烈なベース・リフ、DJ Shadow的なファンク・ブレイクにOrnette Colemanスタイルのホルンを感じさせる“Splitter”(M-9)など、基本的には大半をアンビエント・ストリングスと複雑なパーカッション・ワークによって構成しているが、ダブアウト・サイケトラック“Clockwork Tin Soldiers”(M-5)と陰鬱でグリッチーな“24 Hour Charleston”(M-11)では、Greenwoodならではのギター・アレンジの片鱗を随所に聴くことができる。完璧なロック・マルチ・インストゥルメンタリストとしての才能を遺憾なく披露した芸術的挑戦の一つの結晶とも言えるアルバムが今ここに蘇る!

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タグ : UK/US INDIE

掲載: 2018年04月20日 16:24