奇才デヴィッド・リンチが自らの創作生活を語りつくすドキュメンタリー。『デヴィッド・リンチ:アートライフ』7月4日発売
(C)Duck Diver Films & Kong Gulerod Film 2016
奇才デヴィッド・リンチが自らの創作生活を語りつくすドキュメンタリー。
アメリカの小さな田舎町で家族と過ごした幼少期、アーティストとしての人生に憧れながらも溢れ出る創造性を持て余した学生時代の退屈と憂鬱。後の『マルホランド・ドライブ』(2001年)美術監督である親友ジャック・フィスクとの友情。生活の為に働きながら、助成金の知らせを待った日々。そして、当時の妻ペギーの出産を経てつくられた長編デビュー作『イレイザーヘッド』(1976年)に至るまでを奇才デヴィッド・リンチ自らが語りつくす。
【オンライン限定特典】先着:クリアファイル(A5サイズ)
※特典満了次第終了とさせていただきます。
★デヴィッド・リンチ David Lynch
1946年アメリカ・モンタナ州生まれ。映画監督、脚本家、プロデューサー、画家。米コーコラン・スクール・オブ・アーツ、ペンシルベニア美術アカデミー、アメリカン・フィルム・インスティテュートで絵画から映像制作を学び、映画『イレイザーヘッド』(1976年)で監督デビュー。その不気味で不可解な自主映画は全米で話題となり、独立系映画館の深夜上映にもかかわらずロングランヒットする。
当時、アレハンドロ・ホドロフスキー監督の『エル・トポ』(1970年)や、ジョン・ウォーターズ監督の『ピンク・フラミンゴ』(1972年)、ジム・シャーマン監督の『ロッキー・ホラー・ショー』(1975年)と並び、ポップカルチャーに大きな影響を与えた作品として「ミッドナイト・カルト」と呼ばれ、一部の観客たちに熱狂的に支持された。
次作『エレファント・マン』(1980年)はアカデミー作品賞にノミネート、『ブルーベルベット』(1986年)ではアカデミー監督賞にノミネートされる。『ワイルド・アット・ハート』(1990年)では、カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを受賞。『マルホランド・ドライブ』(2001年)でカンヌ国際映画祭の監督賞を受賞する。
米国や日本でも大ヒットしたTVドラマ『ツイン・ピークス』(1990~1991年)の続編『ツイン・ピークス The Return』(2017年〜)でも監督を務め、大きな話題を呼んでいる。映画のみならず現代アートや音楽の分野でも活躍し、2010年には、美術界において権威のある「Goslar Kaiserring award for 2010」を受賞した。